「どうすれば、ヨガの先生になれますか?」と生徒さんからよく聞かれます。勿論、アサナの実技とヨガの専門知識は身につけなければなりませんが、「認定証や合格証が人を教えるわけではないので、社会人として幅広い知識を身につけなさい」と答えることにしています。ヨガのことしか知らなくて、人を指導できません。目的と手段を間違えないようにすることです。
指導員の認定試験に合格することだけが目的で、ヨガの楽しさも知らず人生の大切な時間を受験に費やすよりも、成熟した社会人としての素養を身につけるようにアドバイスしています。
たとえ試験にパスしても、ヨガの何たるかが分かっていない人は現実にいるし、ヨガ歴10年の生徒さんがはるかにヨガの造詣が深く、健康的な生き方をしていると思える例も結構たくさんあります。
人は多くを学ばなければ、人を指導することなど出来ないものです。
学びに終わりはありません。自己啓発に努めましょう!