ケララKelalaの小鳥たち | 柳生直子とチャタローのアイアンガーヨガ

柳生直子とチャタローのアイアンガーヨガ

NHKの番組『趣味悠々・ヨガで元気に!』で2009年4月から6月まで講師をさせていただきました。パートナーのチャタローとヨガライフを綴る気ままな日記です。ちなみに、チャタローは2006年10月うまれのトイ・プードルです。



Kelalaケララ・・・発音の響きが何とも楽天的で明るく、心が自然に浮き立ってくるから不思議だ。「椰子の国」という意味らしい。

インド南西部のケララ州Allepeyはのどかな場所だけに、いろんな野鳥がいる。
到着した翌日、キングフィッシャーを間近に見た。水色の羽にオレンジ色の胸、赤いくちばしと足。目の覚めるような鳥だ。「翡翠」とも呼ばれているが、文字どおり宝石のようなオシャレな小鳥だ。

 (福田啓人カメラマン撮影「カワセミ」より)

これはパパの失敗談。
海に面した窓のすぐ傍の小枝に、キングフィッシャーが止まっている。その距離わずか6m。
ああっ!と思ってカメラに手を延ばした瞬間、いとも簡単に逃げられてしまった。この間わずか5秒。
他の小鳥と違って枝に止まっている時間が極めて短い。 時計を見た。朝の8時5分だ。今度こそきっと・・・。しかし、この日は現れなかった。
次の朝も同じ時刻にキングフィッシャーを待った。すると、どうだろう、またしても同じ時刻、同じ場所に現れたのだ。カワセミの王様だ!!そう思った途端、気が動転して、今度は手が震えた。頼むからそのままで・・・。しかし、シャッターを切る間もなく、またしても逃げられてしまった。
そして三日目。この鳥の習性は大体わかった。同時刻、同じ枝に来る・・・。しかし、用心深いから、あっという間に飛び立ってしまう。
だが、三度目の正直、今日こそ必ず・・・。一時間じっと待った・・・・。現れない。8時6分、おおっ!来た!来た!来たぁ~!早くシャッター、ああ~っ!ククッ、またまた、逃げられたぁ~!
こうして三日間、幻の鳥キングフィッシャーに翻弄されたまま、パパのバカンスは終わりを告げた。
野鳥写真家の福田啓人さん(39)の苦労が身に沁みて分かったらしい。でも、いつかはきっと撮ってやるぞぉっ・・・たとえ安物のカメラでも。←これがパパの現在の心境です。なんたって、簡単に諦めない人だからね。

Kフィッシャー

(チャタローの陰の声)パパのカメラは三倍ズーム。せめて600mm位の望遠を買わなきゃダメだよ。
下の写真はパパが撮ったお気に入りの写真。シロウト写真だからカンベンしてね!



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