読解力を劇的に伸ばす 大人の「思考ノート」のつくり方/深谷 圭助 | 城陽発☆くまちゃんのダイエット&読書部屋

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何度も挑戦しては、成功→気を緩めリバウンドの繰り返し。思い切って、ダイエットをブログのタイトルにしちゃいました。おまけで読書部屋も(笑)面白そうな本があれば、コメントくださいね。当面200冊読破が目標!

読解力を劇的に伸ばす 大人の「思考ノート」のつくり方/深谷 圭助

¥1,260
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 「読解力とは、自らの目標を達成し、自らのの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力である」ーーこれは、「PISA国際学習到達度調査」が掲げる、「読解力」の定義。
 著者の深谷さんは、「辞書引き学習法」を小学生低学年から実践させて、自分の頭で考える子ども、何事にも主体的に問題意識をもってとりくむ子どもを育てることに力を発揮されていることで、有名な方。
 その深谷さんが、大人になってからでも遅くはない、と思考ノートの作り方のノウハウをあますところなく披露している本です。とても読みやすく、一気に読み終えることができました。
 毎日、「?(はてな)」を思うことを3つ探し出し、それについて、文献、ネット、人づて、などなどあらゆる手段を使って、徹底して調べ、自分の頭に落とし込んでいく。
 こうすることで、あらゆる情報を鵜呑みにしない、「批判的リテラシー」を培うことができる、といいます。

 子どもたちが実際に使いこんでいる、辞書などが写真で紹介されたり、B5版ノートで実際に著者がつくったノートなども紹介されています。

 ノートに、自分のあらゆる思考過程を書き出し、なぜ?を突き詰めて、自分なりのオリジナルの回答をもつ。岡田斗司夫さんのノート術にもつながるな、と思いました。

 読解力を劇的に伸ばす 大人の「思考ノート」のつくり方/深谷 圭助
 ★★★★☆

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