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「クラウド・コンピュータ」という言葉を最近耳にします。クラウド、cloud、雲のコンピュータってなんのこっちゃ？と思っていました。
なんのことはないんです。僕たちが今ふつうに行っている、ネットワーク環境のことを、いまＩＴ業界では、「クラウド」と呼ぶようです。
従来のコンピュータ利用は、ユーザー（企業、個人など）がコンピュータのハードウェア、ソフトウェア、データなどを、自分自身で保有・管理していたのに対し、クラウドコンピューティングでは「ユーザーはインターネットの向こう側からサービスを受け、サービス利用料金を払う」形になる。（Wikipedia）
サービス料金はできるだけ払いたくありませんが（笑）、ネットワークの向う側にあらゆるデータをおいて、必要なときに必要な分だけ資料を読み出し活用し、終われば、また向う側にあるネットワークに返してしまう。そうすれば、自分のまわりはつねに整理され、最新の「いま」にだけ集中できる。
こんな仕事の仕方が理想です。「なんだ、自分がやりたいと思っていたことが、『クラウド』の考えた方なんだ」、と妙に納得させられたのが、この本です。
しかも、小さなコンピュータ（に電話機能がついている）iphoneでクラウドが実現できるということを、いろんな使い方を紹介しながら私たちに示してくれています。
iphoneと紙の手帳、メモ帳との使わい分け、必要なものが必要なところで手に入るしくみなどが、僕の仕事の仕方にぴったりだと思いました。
まずは、iphoneを持っていなくても、自分のネット生活で応用できることから具体化してみたいです。
「iPhone情報整理術 あなたを情報“強者”に変える57の活用法!(デジタル仕事術シリーズ)/堀 正岳」★★★★☆
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