昨日12月15日午後、参議院において、教育基本法改悪法案が、自民・公明の賛成多数で、可決成立した。
渾身の怒りを込めて、抗議する。
日本共産党の志位和夫委員長の演説をぜひ聞いていただきたい。
http://www.jcp.or.jp/tokusyu-06/09-kyouiku/2006_kodo.html
アメリカにこびへつらい、大企業と大金持ちには減税、庶民には増税と社会保障の切りすてで情け容赦ない痛みをおしつける。強いものには媚を売り、弱いものには牙をむく。
そして、道理や大義などそっちのけで、数の力で押し通す。
子どもたちが、息苦しさを感じているのは、そういう弱いものいじめの構造を自民党政治自らがつくりだしているからではないか。
いよいよ次は、憲法9条の改悪に手をつけてくるだろう。
数の力で何でも押し通せると思ったら大間違いである。
管理主義教育を強めるやり方は、子どもたち、保護者、住民と国家権力との重大な齟齬、矛盾を広げていくにちがいない。
育ちづらさを助長させるのが、改悪教育基本法だからだ。
そして、この改悪の狙いが「戦争ができる国づくり」「弱肉強食の経済社会をささえる人づくり」のためであることは、早晩国民は見抜くだろう。その矛盾を力に、国民が怒りの声をいま以上にあげるときは、必ずくる。
無法と無謀に正面から立ち向かうためにも、社会的反撃の力を強めなければ、と決意をますます新たにしている。
いま、あきらめないことが肝心である。あきらめたら、「数の力で無法を通す」彼らの思う壺である。
あきらめずにたたかうことで、必ず道理は多数派になる。
その第一歩として、来年の府会議員選挙を位置づけたい。
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