ウルトラの心とは、平和を愛する心 | 城陽発☆くまちゃんのダイエット&読書部屋

城陽発☆くまちゃんのダイエット&読書部屋

何度も挑戦しては、成功→気を緩めリバウンドの繰り返し。思い切って、ダイエットをブログのタイトルにしちゃいました。おまけで読書部屋も(笑)面白そうな本があれば、コメントくださいね。当面200冊読破が目標!

 ほんまに手前味噌で申し訳ありません。

 「しんぶん赤旗」日曜版が、いまおもしろい。

 とくに今週の一面トップは、「ウルトラの心」。 すごいでしょ?(笑)  

記事のダイジェストは、また別の機会に載せます。


   http://www.jcp.or.jp/akahata/  


隠さずにいいますと、ぼくはウルトラマン o(o|o)/ のマニアです。σ(^_^;)アセアセ...  

僕が生まれた年にやっていた「ウルトラセブン」はしっかりと心に刻まれ、再放送は毎回欠かさずみていました。 いつか、自分にもM78星雲のゾフィーや「ウルトラの父」から、「君がウルトラマン」だと、スカウトされると夢みていました。

 「戦闘シーンが暴力を助長するのではないか?」という世間の心配に、平和を愛する心、悪を憎み正義を尊ぶ心を育てたい、と40年も続けてきた制作者たちの熱い思いが伝わります。

 なにより、僕自身が、「ウルトラマン」をみて、人類愛、平和の大切さを学んだ一人ですからw 自信をもってオススメしたい!


「しんぶん赤旗」が、こういうサブカルチャーというか、娯楽、若者文化を積極的にとりあげることに僕は大賛成です。ここから、日本社会や世界の流れがみえてくることだってあるでしょう。

そういうアプローチも、どんどん僕のブログでは挑戦してみたいと思います。



 それから、これはおまけですが、いまから4年前、城陽市会議員をしていた当時、「エンピツ」という日記サイトに、次のような一文を載せていました。

 「ウルトラマン」つながりで、掲載させていただきます。



2002年06月20日(木) 一方的な正義に疑問


19日は午前中から党議員団の会議。20日に審議される一般会計補正予算等の論議を深めた。午後からは、一般質問の準備などに追われた。とにかく原稿の執筆が追いついておらず、ようやく20日の未明に完成。公式サイトで公開しメルマガでも送信した。

 ウルトラマンコスモスの主演男優が、未成年時の「恐喝」と「暴行」事件で逮捕されたニュースは子どもたちだけでなく、僕たち親の世代にも大きなショックを与えた。今朝のニュースでは様々な波紋が広がり、毎日放送には「突然の放送中止ではなく、物語としても完結させてほしい」旨の要請が2000本以上も寄せられているそうだ。親が子どもにどうこの事件を伝えているかについて、「ありのままに伝えている」という親がいる一方、「ムサシ隊員は任務を終えて星に帰ったのよ」と説明する親もいるという。

 ちなみに、わが家では、放送が終わったことだけを伝え、それ以外はまだ話していない。

 それにしても今回の主演男優の逮捕劇は、あまりに唐突すぎる。さらに急きょ結成された「守る会」の現状報告や活動報告を読む機会があったが、そこに書かれている報告が事実であるとすれば疑問点がいくつも浮かびあがってくる。

 以下は、「守る会」の活動報告をもとにした僕の個人的意見である。 第一。「恐喝」と「暴行」事件は、逮捕された男優が未成年時の19歳の時。2年前の出来事である。そして相手が訴状を提出したのが1年前。そして、先日の逮捕へとつながる。あまりに時間が経過しすぎてはいないか? 第二。逮捕に至る経緯も乱暴である。本人をよんで事情関係を問いただすこともなく、任意同行を求めることもなく、逃亡の危険があるはずもないのに突然6人もの刑事が来て、逮捕したという。 第三。いわゆる「逮捕」とは、いまだ容疑事実の認定等がなされていない状況であり、あくまで容疑者である。ニュースなどの報道では、逮捕された主演男優の犯行事実を既定のものとして、警察の判断を一方的正義と決めつけている点がある。しかし、警察は万能の正義を行使する機関ではないことは、この間の一連の警察の不祥事や、無数のえん罪事件が雄弁に物語っている。

  僕は、「逮捕」という事実はたいへん重い意味をもつものであり、毎日放送などがウルトラマンコスモスの放送中止を決定した判断に異論を挟むつもりはない。 しかし、現時点では、主演男優が「恐喝」や「強盗」を行ったことが真実として私たちの前に明らかにされたわけではないのもまた事実である。この時点で、未来ある青年に「罪人」のレッテルをはり付けて、一方的な正義を主張するのは、いかがなものだろうか?  ウルトラマンコスモスが、これまでの「正義が悪を成敗」式の番組ではなく、共生の考えや愛する心を教える好番組であっただけに、この問題はより慎重に取り扱われ、人権とは何か等も含め、大人と子どもが話しあえるよい機会にすべきだと思うのだが、みなさんはどう考えるだろうか?ぜひ、意見を聞かせてほしい。



 2002年07月01日(月)  ウルトラマンの誤認逮捕に怒り心頭  


息子が体調を崩した。一昨日の夜中に「お茶が飲みたい」と言い出し、飲んでは吐き、吐いては飲むのくり返し。日曜日は、妻がテスト問題を作成しなければならず、一日家の中で息子の様子をみることになった。最近、体調を崩すことがなく、油断をしていた。寒暖の差が激しいのが原因だろう。

 子どもたちにとって土曜日の人気番組だった「ウルトラマンコスモス」が2回の総集編で放送終了となった。主役であるムサシが一度も画面にでてこない、不自然な編集である。8月に公開される劇場版も代役をたてて編集中とのことだ。

 極めて不自然で、子どもたちに失望を与える「ウルトラマンコスモス」の終わり方になったのは、主役の男優が未成年時に、暴行と恐喝の疑いで「逮捕」されたことが唯一最大の理由だ。 ところが、「恐喝され暴行を受けた」とされる少年から、実は、「狂言であった」という陳述書が司法機関に提出された、という。スポーツ紙の報道などを総合すると、次のようである。 ◆恐喝され、45万円を口座に振り込むことを強要されたとされているのは、実際には少年が何度も盗んだ金を返すと約束したためのもの。少年と逮捕された男優とは、小さいころからの知り合いで兄弟のような関係で兄が弟をしかる「兄弟喧嘩」程度のものであった。 ◆ろっ骨骨折の傷害は、逮捕された男優ではなく「不良グループ約10人に殴られた」が、「仕返しを受けるのが怖くて」ムサシ役の男優に殴られたと警察にウソをついたという。 ◆所属事務所も傷害事件があったとされる12年10月17日には、ムサシ役の男優は「東京で映画収録をしており、大阪には帰っていない」と明確に主張。 ◆告訴から1年以上が経過し、少年は「自分のウソが大きくならずよかった」と安堵していたが、今回の逮捕劇に驚き、「殴られた本当の相手を警察に話したが、『メンツがあるから』と取り上げてくれなかった」 ◆警察は、(ムサシ役の男優に)一度も任意の事情聴取などせず、6人がかりで、今月14日にいきなり逮捕された。 これだけの事実が明らかになれば、誤認逮捕であることは、明白ではなかろうか?ところが、守口署の署長の話は、こうである。「そういう陳述書が出されたという話は聞いた。(逮捕して身柄をとった以上)こちらとしては、立件する方向で、継続的に捜査を進めている」 あいた口がふさがらない、とはこのことである。

 数日前の日記でぼくは、次のように書いた。  僕は、「逮捕」という事実はたいへん重い意味をもつものであり、毎日放送などがウルトラマンコスモスの放送中止を決定した判断に異論を挟むつもりはない。 しかし、現時点では、主演男優が「恐喝」や「強盗」を行ったことが真実として私たちの前に明らかにされたわけではないのもまた事実である。この時点で、未来ある青年に「罪人」のレッテルをはり付けて、一方的な正義を主張するのは、いかがなものだろうか?

 自らのメンツにしがみついて、未来ある青年の心を傷つけ、とウルトラマンコスモスに励まされ、未来への希望を見い出していた子どもたちの夢をむしりとることに、警察は、何の痛みも感じないのだろうか? 僕は、あえて書いておきたい。ヤミ金の被害に苦しむ人が、被害届をだして取締りの強化をお願いしても、「少なくとも、借りたお金はかえしてもらわないと」とのらりくらりで、結局取り締まり強化の申し入れを受け取らなかった。それが警察機関の現実なのだ。裏にひかえる闇の勢力が恐いのか?! 強き者を助け、弱きものを挫くとは、いったい何ごとだろうか。 多くの市民は、不正や暴力から守ってくれるのが警察であると信じている。今回の誤認逮捕も、潔く誤りを認めてムサシ役の男優の名誉を一日も早く回復するべきである。 そして、「帰っていたウルトラマンコスモス」などの放映で、正義は必ず勝つことを子どもたちに身を持って教えてあげるべきではないか。