昨日は、城陽市の党支部のみなさんと政治情勢や党活動を交流する会議がありました。
私たちの党は、草の根で住民のみなさんと結びつく活動を何よりも大切にしています。そこには、主権者である住民のみなさんの叫び声や嘆き、怒り、逆に喜びなどが支部活動などを通じてリアルに伝わってきます。
最前線で政治を語り世の中を変える活動をーーこの思いをこれからも大切にしていきたいです。
さて、今日はタイトルにあるように第2名神の建設問題について、書きます。
第2名神とは、その名のとおり現在の名神高速道路に加えて、それにほぼ平行する形でもう一本高速道路をつくろうという計画です。人口減少期に入り、車中心社会そのものを見直そうという声も広がりつつあるなかで、いかにも、むだ遣いのにおいがプンプンする話でしょ?(笑)
僕は、城陽市の市会議員をしていた2002年当時、メールマガジンで(いまも細々と発行しています♪)この問題を取り上げました。
http://yagunet.jp/mailmaga/backnumber/merumaga85.html
ズバリいって、名神、京滋バイパスに続く「第3名神」なのです。これに、300万円も市民の税金をつぎ込んで、建設促進の看板を出している城陽市。みなさんはどう思われますか?
しかも、この間の選挙で、少なくとも城陽市、京都南部で政党として第2名神はいらないとハッキリ主張してきたのは、日本共産党です。
2003年の府議会議員選挙でも、第2名神建設中止を訴えたのは、僕だけでした。その後の衆議院選挙でも、小選挙区で第2名神建設中止を訴えましたし、昨年の衆議院選挙でも、あらためて建設中止を訴えました。
国土交通省は第2名神高速道路の2区間計35キロ(大津市―京都府城陽市、同府八幡市―大阪府高槻市)について、当面着工を見送る方針を明らかにしました。
「当面見送る」ということですから、時期がくれば着工もありうるわけで、「ぬか喜び」はいけませんが、「ムダな道路」という批判を無視できなかったことも事実でしょう。
僕が、ず~~っと選挙で訴えてきたことが、実を結びつつあるようで、これから住民のみなさんとスクラム組んで、ますます頑張ろうという思いを新たにしています。
と、ところが!!!
そんなときに、とんでもない「事件」が起きたのです。
まずは、この記事を読んでください。
【「第2名神反対」の立て看板、なぜ不許可? 城陽府民の会】
http://www.kyoto-minpo.net/archives/2006/02/18/post_341.php
先に紹介した300万円の「建設促進の大看板」は、公益性があるので許可するが、「建設反対」の看板は、城陽市の方針に反しているから、つまり公益性をもたないから、許可しないというのです。
「お上にたてつくものは許さない」ーー江戸時代じゃあるまいし。。。(;´д`)トホホ
地元紙の「洛南タイムス」も一面で大きくこの問題をとりあげていました。
京都府議会で、日本共産党の前窪府会議員がこの問題を追及し、京都府も「事実を調査する」と約束しています。監視の目を広げていくことが大事だと思います。
そんな絶好のタイミングで、住民団体が立ち上がろうとしています。
★3月1日(水)午後7時半~
★城陽市産業会館(3階)
★「ストップ・ザ・第2名神住民のつどい」
・中林浩平安女学院教授の講演
・奥村守城陽市議の報告
・農民組合の安田豊さんの報告
などが予定されています。
ここで、建設反対の住民組織が結成されます。ぜひ、関心のある方のご参加をよびかけます。