「紙」を彫ったり、巻いたり、ときどき溶かしたり。
おいしいアートとビーズを作る「やぎ～ぬ工房」です。
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先日のブログ記事の最後でもちょこっと触れましたが…
お迎えしたばかりの、
藤の花が彫られたステキなグラス。
このグラスで最初に飲むのは、これって決めてました。
何やらスタイリッシュなボトル。
でも、ワインではありません。
こちら、ハンガリーのフルーツ蒸留酒で、
パーリンカというお酒です。
さまざまな味があるそうですが、
取り寄せたのは白ブドウのパーリンカ。
一般的なブランデーと同じ製法で作られているそうですが、
材料やアルコール度数など、一定の規定を満たさないと
「パーリンカ」という名前は使えないそうです。
1本のパーリンカを作るのに、約10kgものフルーツを使用するため、
とにかく香りがとーーーってもフルーティー！
甘さはほとんどないため、香りを楽しむためのお酒と言えます。
現地では、ショットグラスに入れて、ストレートで楽しむとか。
こんなこと書くと、
やぎ～ぬさんってよっぽどのお酒好きなんですねー！
なんて言われそうですが、
ほろよい１缶で十分酔えるくらいには弱いです。
ではなぜ急にそんないいお酒を取り寄せたのか？
きっかけは1冊の本。
松本救助先生の、
「ブタが好きすぎてハンガリーの国賓になりました」
元々、「眼鏡橋華子の見立て」というマンガで
松本先生のことを知ったのですが、
タイトルからしてこの本もとーっても気になってまして。
ハンガリーには、マンガリッツァと呼ばれる国宝のブタがいるそうで、
ブタ好きの松本先生がそのマンガリッツァが主人公のマンガを描いたところ、
ハンガリーに国賓としてご招待されることに…
という、まさにマンガのような本当のお話。
そのマンガの中に登場するお酒が、パーリンカ。
イラストで、しかもほんとに数コマしか出てこないのに、
なぜだか無性に「飲んでみたい！」と。
実はつい最近まで、
日本でパーリンカを取り扱っているお店が
なんと１店舗もなかったのです
あきらめかけていた時に、
「今、うちで輸入準備してますよー」とSNSで声をかけてくださったのが、
神楽坂のBar Párinka（バーパーリンカ）さん（名前！）。
先日、300本限定でネット販売され、
ついに私も、念願のパーリンカを手にすることができました。
しかし、先ほども書いたように、
普段はほろよい１缶で十分酔える私。
そしてこのパーリンカのアルコール度数、なんと40度。
香りを楽しむならストレートで、とのことなので、
ほんのすこーし試してみたのですが…
無理だ…（香りはめっちゃいいのに…）。
背伸びせず、割って楽しむことにしました。
オススメはカルピスとのことで。
量の調整は慣れるまでコツがいりそうですが、
カルピス割、飲みやすいです
ただ、濃い目のカルピスにしたせいか、
せっかくの香りがだいぶ薄まってしまったかも…
普通のカルピスの方が良かったかな。
ジンジャーエールも合いそうな気がするので、色々試してみます！
ちなみに開封した直後はアルコールのにおいが結構強かったですが、
さっきビンのふたを開けてみたら、
アルコール臭が少し飛んだのか、フレッシュな白ブドウの香りが…
飲まなくても、ときどき香りをかいで癒されています（笑）
やぎ～ぬ
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