「紙」を彫ったり、巻いたり、ときどき溶かしたり。
おいしいアートとビーズを作る「やぎ～ぬ工房」です。
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コロナ禍でなかなか美術館に行く機会も減ってしまってましたが、
先日、予約制で久々に鑑賞してきました！
渋谷にある、松濤（しょうとう）美術館。
来るのは初めてです。
お目当ての展示は、
以前、Twitterで予告を見て「絶対行きたい！！！」と思っていた
デミタスカップ。
「デミタスコーヒー」という名称は聞いたことがあるので、
コーヒーを飲むためのカップなんだろうな…というのは分かるのですが、
あまりコーヒーを嗜まない私にはなじみがなく。
フランス語で、デミ＝半分、タス＝カップ、という意味だそうで、
元々は19世紀初期、フランスの発令した大陸封鎖令により
コーヒー豆が輸入できなくなったイタリアで、
少量の豆でも品質を落とさずコーヒーを飲めるように…と
発案されたものなのだそうです。
展示そのものは撮影禁止ですが、
入口付近に撮影OKのカップがいくつかあったので、
パシャリしてきました
（伝わりづらいですが、片手に包めるくらいの大きさでみんなかわいいです）
コールポート（イギリス）のカップ。
落ち着いた色味といい、王道な感じがします。
カール・クノール（チェコ）のティーセット。
バラの花？のデザイン、花弁や枝など細かい造形がおしゃれ！
サルヴィアーティ（イタリア）のガラスカップ。
ガラスは繊細なので、基本的に鑑賞用のものが多いそうです。
飲み物が入ると、模様が映えてまた美しいんだろうなぁ…。
会場内には、世界中のさまざまなデミタスカップたちが
なんと約400点も展示されています。
中には、どこから飲めばいいの…？ と思ってしまうような
個性的なカップも展示されていたり。
たった１杯のコーヒーを楽しむために、
職人さんたちが全力で込めた遊び心。
コーヒーが苦手な私でも、このカップならおいしく飲めそうかな？
なんて、お気に入りのカップをついつい探してしまいました。
ちなみに今回の展示品は、
村上和美さんという個人の方がコレクションされているもの。
村上さんご自身の描かれたキャプションもあり、
その文章からカップひとつひとつに対する愛情をひしひしと感じます。
展示会行きたいけれど遠い…無理…という方は、
村上さんのインスタでぜひぜひお楽しみください！
（投稿の一部をシェアさせていただきます）
コーヒーが1,000年以上の歴史を持つのに対し、
デミタスカップはまだ200年程度。
日本でも有名な陶磁器メーカーさんが多数ありますし、
これからますます進化していくのでは？ と思っています。
さて、実は私も最近、
ステキなカップをお迎えいたしました。
藤の花が彫られたグラス。
淡いピンクとブルーのグラデーションがたまらなくキレイ…
Crafterior（クラフテリア）さんというガラス作家さんの作品です。
お迎え先はこちらです↓
子猫堂さんのネットショップ
以前からネットで見ていて気になっていたのですが、
最近ちょっといいお酒
を手に入れたので、
どうせ飲むなら、自分の気に入ったお酒で飲みたいなって。
このお酒もね…いろいろご縁があってお迎えしたお酒なんです。
そのお話は次回に！
※土日・祝日、10月5日（火）以降の最終週は「日時指定制」だそうです！
やぎ～ぬ
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