コミックシティスパーク13・サークル参加告知 | 幕末ヤ撃団

幕末ヤ撃団

勝者に都合の良い歴史を作ることは許さないが、敗者に都合良い歴史を作ることも許しません!。
勝者だろうが敗者だろうが”歴史を作ったら、単なる捏造”。
それを正していくのが歴史学の使命ですから。

今日は、サークル参加する秋のイベントの告知です。

 

イベント:コミックシティ スパーク13

日にち:10月7日・10:00~15:00

会場;東京ビックサイト

イベント詳細:https://www.akaboo.jp/neo/event/p2443.html

 

サークルブース:幕末ヤ撃団「ほ38a」

 

ということで、コミックシティスパークに出店します。

 新刊としては、研究家あさくらゆう先生監修の論集『坂本龍馬研究への提言3(歴史企画研究)』を、委託という形で頒布予定です。

その他にも、前回のコミケでの新刊『素行不良の武士道 新選組筆頭局長・芹澤鴨』も頒布します。

 『坂本龍馬研究への提言3』は、あさくら先生の新刊ではありますが、私もライターとして記事を一本書いております。

いやぁ、龍馬は難しいっすねぇ。迂闊に手を出せない世界と再認識しました。が、そこはそこ、武士道絡みということでナントカ記事を仕上げております。私の場合、武士道を研究しているわけでもないんですが、どうしても武士道研究が今の幕末史研究に反映されていない部分があるので、そこを突き詰めないと先に行けなくなっちゃっているのが今の私なのですな。

 日本人を美化するための精神論ではなく、実際にあったリアルな武士道が幕末史にどのように影響を与えたのか?。逆に幕末の激動を受けて、武士道がどのように変化し、明治時代につながっていくのか?。そこが解らないと、そもそもなんで明治維新が起きたのか?。なぜ明治時代があのような時代になったのかが解らない。そんな視点から、坂本龍馬の歴史を眺めてみたらこうなりました的な記事を書かせていただきました。

 その他にも、例の龍馬関連史料の論争の続きや新たな疑問なども提示されており、坂本龍馬研究に一石を投じる同人誌として完成していると思います。

 なお、このイベントの注意点としては「入場券購入制」ということで、会場に入るのに入場料が必要となりますのでご注意下さい。

 

 さて、最近は……近藤勇のことを調べているわけですが……なぜか一君万民論を調べております。意外にも、先行論文が少ないんですわ。なんとなく手がかりは見えてきた感じではありますが、まだ解らないことも多い。しかし、近藤勇や芹澤鴨など”一介の浪士”でしかない彼らが政治に口を出す背景と思想を追う内に、この一君万民論が構築される課程で、彼らのような”身分の低い階層”が世に出てきて”志士”になっていくという現象が起こっているっぽいのよね。そこにある精神も武士道や士道に関係してくる。

 ということで、もっか一君万民論を調べまくっております(苦笑)。こちらの近藤勇特集本は、冬のコミケの新刊として出す予定にしておりますので、こちらも乞うご期待ということで~。

 

以上、告知でした~。