試験2日前。塾で決起集会がありました。
そこで渡されたお便りには
熱い熱いメッセージがありました。
先生方、息子をここまで支えてくださって、引っ張ってくださってありがとうございます。
「いつも通りでいい。
いい点を取ろうと考えない。
いつも通りの自分でいい。」
そんなことが書かれていた記憶があります。
いよいよ公立本番の日。
お弁当を作って、朝ごはんを食べさせて、
見送って、私はいつも通り仕事へ行きました。
どうか、力を出しきれますように。
帰ってきた息子がどんな顔をしているのかドキドキしました。
疲れたようなやり切ったようなそんな顔でした。
開口1番「英語と数学が難しかった。」と言ってた気がします。
家でゆっくりするのかと思ったら、
「友だちと一緒に自己採点してくる!晩御飯いらない!」
と、ファミレスへ出ていってしまいました。
すぐに自己採点するなんて、なかなか強いメンタルだとびっくりしました。
そして、私が心配してああだこうだと口出ししたけれど、あの子はいつも自分を自分で信じていたことを思い出しました。
自己肯定感が低いのかと心配してたけど、そんなことはない。自分を信じる力がちゃんと育ってたんだ。
「大丈夫。案ずるな。」
は、息子の口癖でした。
息子の自己採点結果は200点には遠く及ばず、186点。
合格するのか、しないのか。微妙な点数でした。でも、この点数は、いつも通りの息子、の点数でした。
その時の私が書き綴ってたもの
おすすめのもの
なやんでるもの。