こんにちは歯科衛生士の西浦です。
以前「オーラルフレイル」についてお話ししましたが実際自分はどうなんだろう?と思っていらっしゃる方も多いと思います。
以前の記事は↓コチラから↓
患者さんからも
「最近よくむせるようになったんよ〜」
「口が乾いていけん」
とお聞きする事も少なくありません。
「オーラルフレイル」は、わずかなむせや食べこぼし、滑舌の低下といった口腔機能が低下した状態を示すもので、国民の啓発に用いる用語です。
一方で「口腔機能低下症」は検査結果に基づく疾患名です。
口腔機能低下症とは加齢だけでなく疾患や障害など様々な要因によって、口腔の機能が複合的に低下している疾患で放置しておくと咀嚼障害、摂食嚥下障害となって全身的な健康を損ないます。
当院では診断の為に「口腔機能検査」を実施しています。
検査は機器を用いて、口腔衛生状態・口腔乾燥・舌口唇運動機能・低舌圧・咀嚼機能の5項目を行います。
現状・症状の有無を伺い、検査結果により予防とトレーニングについてお話します。
そして半年ごと再評価を行っていきます。
全身がフレイル状態となり要介護に近づかない為にも口腔機能低下症を改善させていくようにしましょう!
舌圧計の検査の数値が低かった当院スタッフが「ペコぱんだ」を2週間使用してみました!!
舌圧計の検査の数値
29.6→31.0に!
29.1→32.5に!
*成人正常値30以上
舌の筋肉が鍛えられ、舌圧に改善が見られました♪
口腔機能低下症や口腔機能検査について、気になることやご希望がありましたら、お気軽にご相談ください。