子供達3人で、母親の相続に対して配分の協議を始めました。

(夕陽の右側の背の高い建物は、ハンプトンレジデンス・トーンロー(高級マンション))



 実は十数年前に父親が亡くなった時に、家の相続登記をしないまま私が住んでいた為、今回母親の相続発生で、2次相続を含む相次相続になってしまいました。

 父親の死亡当時は、まだ相続税の非課税枠は5000万+相続人×1000万だったので、当時は母親含めた4人だったので、非課税枠9000万なら十分に非課税枠内と言う判断で、相続税の申告手続きはしませんでした。

 しかも、固定資産の登記もせずに父親名義のまま放置していました。



 しかし、今年4月登記法の改正で相続登記の義務化で、サボってた分まで登記する必要が出て来てしまいました。

 そんな訳で今回では、父親名義の相続も考え、父親を被相続人とする相続発生時の相続情報一覧図と、母親を被相続人とする相続情報一覧図を登記する事になってしまいました。


 しかし、申請が済んで相続情報一覧図が出来るまで、暇にしていても相続にかかる期間がふえるだけなので、子供達で相続財産の配分について話合いを始めました。

(ジムトンプソンハウスの裏側、センセープ運河を進む乗合い船)



 相次相続として、時期は違っても両親の財産を、子供達3人で分ける事になり、相続財産の取りまとめと、配分について話合いました。(多分、結局、数次相続)

 基本的に今私が住んでいる父親名義の家は私が相続して、母親が住んでいたマンションの部屋と証券は上の妹、下の妹には基本現金にして、固定資産税評価額ベースで合算算出して、概ね3等分にしました。


 実は下の妹には知的障碍があり、意思の決定能力に疑問があるのですが、私か上の妹が成年後見人になるのも利益相反で認められないので、仕方なく何かあれば、その時対応するとして、今回は3等分を基本に下の妹には多めに分配しました。

 下の妹に弁護士や司法書士などの成年後見人を立てるも考えましたが、生涯に渡って後見人のコストを支払う事になるので、今回の相続では見送る事にしました。



 当面どちらかが同居すると思っていますが、将来的に、私か上の妹が成年後見人にならないといけない時期も来るとは思っています。