池永よういち　草枕

池永よういち　草枕

ホームピグアメブロ

芸能人ブログ人気ブログ

前ページ
次ページ

29Nov
- 「愛の不時着」の魅力とは
  昨日に続き　「愛の不時着」　の第9回目を見た。今回もこのドラマは本当に面白くよく作られているなと感心する。前回のブログでも触れたが、ドラマに必要だと思われる設定がほとんど入っているのだ。何と言っても主役の女優ソン・イエジンの美しさと絶妙のせりふがいい。以前見た彼女の「私の頭の中の消しゴム」や「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」も素敵だったが、今回は格段に彼女の魅力が発揮されている。男ならだれでもこんな女性がいたら、好きになるだろう。また、相手役のヒョンビンの優しさ、男らしさがいい。「好きでいながらつれない素振り」という歌が昔あったが、やせ我慢するのも好きであればこそ、まさに男の中の男である。これなら女性の心を虜にするのも当然であろう。その他、ドラマの舞台が北朝鮮であること、それも38度線の非武装地帯であること、北の庶民の暮らしぶりや軍隊の様子、その違いは私にはよく分からないが、北と南で単語や、アクセントやイントネーションも違うらしいこと等々、幾つもあげられる。これから10話を見るが、さてどんな展開になるか楽しみである。
28Nov
- 愛の不時着を見て
  このところコロナのため、天気はよくても外出もままならず家にいることが多い。読書もすぐ飽きて投げ出すことが多いので、それではとテレビに向かい、NET Flixで春先から大人気だと聞く韓国ドラマ　「愛の不時着｝　を見ることにした。どんなドラマかと思って興味半分，期体半分に見始めたら、これが予想以上に大当たりだった。韓国の財閥の娘ソン・イエジン扮するユン・セリが、グライダーを楽しんでいたら突風にあおられて38度線を越えて北朝鮮側に不時着してしまう。そこでヒョンビン扮するジョンヒョクという北の陸軍大尉に助けられるところから物語が始まる。このドラマ、美男美女の主役の二人の好演もあって、南北の対立を背景に、ラブロマンスは勿論、活劇あり、財閥家族間のもめごとあり、裏切りあり、軍人のいさかいあり、、、と、話は次々に盛り沢山で見る者を飽きさせない。　「愛の不時着」　は全部で15，6篇あるそうだが、私はまだ8篇までしか見ていないので、今晩次を見るつもりである。
21Nov
- かっこいい「鬼滅の刃」の煉獄杏寿郎
  映画　「鬼滅の刃」　がなんと公開１ヵ月で観客数1750万人、興行収入も233億円を記録したという。実は遅ればせながら私も先日,,この話題の映画「鬼滅の刃]無限列車篇　を見に行って来たところだ。話は、鬼が列車の乗客を襲うのを、主人公の炭治郎や煉獄杏寿郎達が闘って守るという筋だが、映画は完成されたアニメならではの主人公達の動きや音楽が素晴らしく、一時も飽きさせない。とくに私が感心したのは、劇中闘いの最中で交わされる言葉の数々である。特に煉獄杏寿郎のせりふがかっこいい。「俺は俺の責務を全うする。」　「そんなことで俺の情熱はなくならない！心の炎が消えることは無い！俺は負けない！」「老いることも死ぬことも、人間というはかない生き物の美しさだ。老いるからこそ、死ぬからこそ、たまらなく愛しく尊いのだ！」　「どんな道に進んでもお前は立派な人間になる。燃えるような情熱を胸に頑張ろう！」等々挙げたらきりがない。今回の圧倒的に煉獄杏寿郎篇ともいうべき　「鬼滅の刃」　は、アニメを越えてこれから生きる子供たちへの応援の呼びかけのようにも思えたのだった。
17Nov
- アメリカの鏡・日本
  　『アメリカの鏡・日本』という本があることをご存知でしょうか。この本は戦後GHQの一員として来日したヘレン・ミアーズという女性の歴史学者が1948年に出版し、「アメリカは日本を裁けるほど正しかったのか」と疑問を投げかけた衝撃の書です。初め原百代訳で　『アメりカの反省』と題して翻訳されましたが、マッカーサーの命令で日本での翻訳出版が禁止され、50年を経て別の翻訳者によって上記の書名で刊行されたものです。ペリー来航から第2次世界大戦まで、日本が西欧列国に追いつこうとして無謀な戦争まで突き進んだのは、アメリカを始めとする西欧諸国がそうさせたのであって、近代日本はまさに我われ（西洋列強）が創り出した鏡で、鏡に映るのは西洋の姿だと説いています。アメリカの大統領が「Make America Again」と独善的に言うのを聞くと、アメリカはまだまだ反省していないなと思うのです。
16Nov
- 野郎、銃で来い！　
  「野郎、銃で来い！」　昔見た西部劇にこんなセリフがあったように思う。大統領選挙が終わって2週間も経つというのに、トランプは依然として負けを認めず、トランプ支持者達も不正選挙だ、やり直しだと息巻いている。自由と民主主義の世界のリーダーたるアメリカが、市民までが銃を持ち出し、国を二分して対立している有様は、まさに西部劇の世界である。最後にはジョン・ウエンやゲリー・クーパが登場して、銃で決着をつけるしかないのだろうか。そんなことまで考えさせるほどの混乱と紛糾状態のアメリカを見ると、彼らの政治についての熱い思いは、私たち日本人の想像をはるかに越えている。それほど彼らは政治に対する期待が大きいのだろうか。アメリカ大統領選挙は改めて今までの政治に対する私の見方を考えさせられた。
13Nov
- 「西郷南洲翁遺訓」を読む
  先年ＮＨＫの大河ドラマ「西郷どん」で若い人にも知られるようになった西郷隆盛。その西郷に明治維新後、庄内藩士に語ったという　「南洲翁遺訓」がある。私は最近その西郷の遺訓集を少しずつ読むことにしているが、遺訓に接する度に、私は西郷には絶対及ばないなと自己嫌悪に陥るのだ。例えば次の、１　命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末に困るものなり。２　人を相手にせず、天を相手にせよ。３　廟堂（びょうどう）に立ちて大政を為すは天道を行うものなれば、些とも　　私を挟みては済まぬものなり。などを読むと、どの言葉も私たちが毎日をより正しく、より強く生きるための大切な教えであるが、そんな生き方はとても出来ない、最期まで強く生き抜いた西郷はさすがだと、敬意を払わずにはいられない。それでも私は少しでも西郷の遺訓にあるような生き方をしたいと願っている。
12Nov
- またヘップバーンの虜に
  このところ連日晴れの日が続いている。一昨日も雲一つない快晴、これなら外に出なければと用意をしていたら、テレビから懐かしい素敵なメロデイが流れてきた。子供の頃からよく耳にしている魅惑のワルツだ！　そう、あの映画「昼下がりの情事」のテーマ曲だ。パリを舞台に可愛くキュートな小娘アリアーヌ役のオードリーヘップバーンが、ゲイリークーパー扮するプレイボーイのフラナガンに恋をするという他愛ない映画だが、ヘップバーンの動きもせりふもとてもチャーミングで美しい音楽を背景に彼女の魅力があますとこなく発揮された、おしゃれで魅力あふれる楽しい映画だ。製作は1957年の白黒映画だが、キュートな彼女の魅力はカラー映画のそれ以上かもしれない。むしろ神秘的な美しささえ感じさせるほどだ。おかげでこの日は外出はかなわなかったが、満たされた1日になった。。
03Nov
- あの００７のショーン・コネリーが、、、
  ００７の不死身のボンドが、いやショーン・コネリーが亡くなった。彼の第１作の「ドクター・ノウ」を始めて見た時から００７のフアンになった私は、「ゴールドフィンガー」や「ロシアより愛をこめて」など新作が上映されるたびに欠かさず映画館に通った。見るからに武骨なショーン・コネリーのボンド役には、まさにぴったりのはまり役であった。格闘には強いがとてもスマートとは言えないのに、羨ましいくらいなぜか美人にもてるのだ。多分７作目あたりで彼はボンド役を降板しロジャームーア―等に代わったが、その後のボンドは私の好みではなかった。後で知ったが、彼は００７のボンドと呼ばれることには嫌気がさしていたとのこと。それならそれでもいい、私の００７のボンドはショーン・コネリーなのだから。００７を離れてからの活躍も目覚ましい。息詰まるような話の展開に引き付けられてDVDも含め何度も観た「レッド・オクトーバーを追え」や、「アンタッチャブル」「薔薇の名前」などの名作は今も私のごひいきである。
01Nov
- ハローウィンとブルームーン
  今日は10月31日の土曜日。そしてハローウィンの日。このところ若い人にはすっかり年中行事になったハローウィン。いつも大騒ぎの渋谷の街も、今年はコロナで様変わり。自宅での仮装に切り替えた人も多いとか聞く。ただ、夜空を見上げると今日は満月。久しぶりに晴れ渡った夜空にハローウィンを祝福するかのように満月が煌々と輝いている。この満月、ひと月に2度現れるフルムーンならぬブルーム－ンと呼ばれる満月で、19年に一度見られる歴史的なお月様とのこと。寒いけど外に出て、ブルームーンをもう一度見ることにしました。
28Oct
- 日韓の共同企画から生まれたアイドルグループ　ＮｉｚｉＵ
  先日テレビを見ていたら可愛い女の子のグループが現れた。今大人気のアイドルグループ　ＮｉzｉＵ　のメンバーである。このグループ、ソニーと韓国のＪ．Ｙ．Ｐプロによる初めての日韓共同企画としてオーデイション.からデビューまでをテレビのドキュメント番組で視聴者の前に何度も登場しているので、皆によく知られている。９人からなるＮｉｚｉＵのメンバー、歌もダンスも韓国で合宿しながら世界的な音楽プロヂューサーＪ．Ｙ．Ｐａｒｋの厳しい猛練習に耐えて来たとのことで、素人の私が見ても歌もダンスもきれがあって確かにうまい。１２月に本格的なデビュウ―を果たすとのことであるが、迎え撃つ日本のアイドルグループの中でどのような活躍を見せるのか楽しみでもある。
26Oct
- ガリバー旅行記を読む
  子供の頃、スイフトの「ガリバー旅行記」を夢中で読んだ人は多いだろう。１８世紀に発表されたこの「ガリバー旅行記」は、船医としてイギリスを船出したガリバーが、「小人の国・リリパット」や「大人の国」での、また「飛鳥・ラピユタ」と「馬の国・フウイヌム」での、奇想天外な体験を語るという空想物語である。その発想の独自性といい、話の展開といい、読んでいるうちにその面白さに何時の間にか話の中に引き込まれてしまう、なんとも不思議な魅力がある。（飛鳥は宮崎駿のアニメのラピュタのヒントにもなったと言われている）ただこの「ガリバー旅行記」は話の面白さだけではない。じつはよく読むと、当時のイギリス社会の政治や社会への鋭い批判と風刺、皮肉が込められているという。私も最近この物語を、現在の日本の政治や社会と比較しながら読んでみたが、単に面白さだけでない、新しい発見をしたような気がした。なお最近、朝日新聞金曜日の夕刊でも柴田元幸の新訳で連載され、注目を浴びている小説でもある。
21Oct
- 鬼滅の刃の魅力とは
  「鬼滅の刃」のアニメ映画が、３日間の興行収入で４６億円に達したという。吾峠呼世晴原作のこの映画は、「週刊少年ジャンプ」で２０１６年から今年の５月まで連載され、単行本も２２巻にもなる大人気の漫画である。「鬼滅の刃」の筋は、炭を売る心優しい少年竈門炭次郎が家族を鬼によって　殺され、ただ一人生き残って鬼と化した妹を人間に戻すために鬼たちと闘うという話である。ただ漫画をよく読むと、主人公のキャラクターも話の展開も少年漫画としてはユニークで、炭次郎等が口にするセリフも読者にどこか元気を与える強さがあり、子供だけでなく大人も引き付ける不思議な魅力に満ちている。残念ながら私はまだ映画を見ていないが、１日もはやく映画を観てみたいと思っている。
19Oct
- 「魅せられて」の作曲家筒美京平
  ７０年代の最後の頃、たまたまテレビの歌番組を見ていたら突然軽快なメロデイーに乗って、白いドレスの若い女性の歌手が、　　南をむいてる　まどをあけ　　ひとりで見ている　海の色、、、と、鳥の羽のように両手を上に広げて歌い始めた。そう、ジュデイ・オングの「魅せられて」である。それまで見たことも、聴いたこともない素敵なパフォーマンスでの登場。歌詞と共に流れるメロデイーがすごく新鮮で、なんとも魅力的である。とてもいい。聞くと歌詞が阿木燿子で、作曲が筒美京平とのこと。「えっ、筒美京平が！」彼は１９７１年尾崎紀世彦が力強く歌った「また逢う日まで」で、レコード大賞を取ったあの作曲家ではないか。今度の「魅せられて」は、「また逢う日まで」の曲のスタイルも雰囲気も全く違う、女性らしさを全面的に醸し出すじつに魅力的な曲である。彼は歌詞や歌い手によって、時代によって、いかようにも書き分けられる極めて有能な作曲家で、生涯何千曲も作曲したとのこと。先日惜しくも８０歳で逝ってしまったが、改めてそのすごさに敬意を払わずにはおられない。　
12Oct
- 芥川龍之介の「蜜柑」を読む
  先日ブログに　「みかんの花咲く丘」　を書いていたら、昔読んだ芥川龍之介の短編小説　『蜜柑』　を思い出した。この小説は中学・高校の国語の教科書にも採用されることの多い作品なので、読んだ人も多いだろう。今回改めて読み直してみて、この作品のよさと素晴らしさを再認識したのだった。　横須賀線の2等客車に乗り込んだが疲労と倦怠でどんよりした気分の私の前に、　12，3歳のいかにも田舎者らしい頬の赤い小娘が、大きな風呂敷包みを持って　現れた。この小娘はいつの間にか私の隣に席を移し、閉めてある窓の戸を無頓着に　下ろそうとする。硝子戸が下へ落ちると、窓から煤を溶かしたようなどす黒い空気が　入ってきて、私はひどくせき込んだ。しかしこの小娘は気にすることなく、汽車が踏切り　の所まで来ると、柵の向こうに立っている背の低い3人の男の子に向かって、日の色に　染まった蜜柑を　５つ、6つ落とした。私はその瞬間息をのみ一切を了解した。そして　得体の知れない朗らかな心もちが湧き上がってきた。何とも素敵な読後である。私も文中の「私」と同じような、朗らかなほのぼのとした心持ちになった。夕日の中に投げられた5，6個の蜜柑。その情景がくっきりと目に浮かんでくる。あの時の小娘の気持ちが、小娘を踏切で待っていた3人の男の子たちのいたいけなさが。そして「私」の心の動きまでもが。
09Oct
- みかんの花咲く丘
  果物屋の店先に黄色いみかんが並ぶ季節になった。私はみかんを見るといつもあの童謡を思い出し、口ずさむ。「みかんの花が咲いている　思い出の道丘の道、、、」　そう、「みかんの花咲く丘」の歌である。最近は小学校でもあまり歌われていないようだが、私は子供の頃からなぜかこの歌が大好きで、伊豆へドライブに出かけた時、いつもこの地のみかん畑をイメージして作られたという亀石峠を訪れることが多い。亀石峠には「みかんの花咲く丘」の歌碑があり、この峠から歌詞にある「はるかに青い海」が見えるのだ。今年も伊豆へ出かけたいのだが、コロナもありまだ決めかねている。
07Oct
- 軽井沢の結婚式
  先日軽井沢で行われた結婚式に出席した。若い女性なら誰もが憧れる白樺揺れる軽井沢高原のチャペルである。この日は天気にも恵まれ、爽やかな風が白樺の林を吹き抜けていく。コロナ禍の中で結婚式を挙げることに新郎新婦はいろいろ悩んだ末、けじめとして式を挙げることにし、出席者もやむを得ず身内と家族、友人のごく少人数に絞ったとのこと。式の参加者は会場に入る前に当然ながら全員マスク着用、体温測定、手指の消毒が必須であった。披露宴の時も席の間を開け、ウエイターにこちらのカメラで撮ってもらうのは禁止、お酌して回るのもダメと、いつもの結婚式と異なることも多かったが、それでも幸せ一杯のカップルを中心に会場は「おめでとう」の声と笑顔で一杯であった。私もコロナにも負けずに式を挙げた二人がいつまでも幸せにと祈った。
05Oct
- ドラマ「半沢直樹」と桔梗の花
  日本中の職場と家庭の話題を独り占めにし、圧倒的な人気を誇ったＴＢＳのドラマ「半沢直樹」がついに終わった。「倍返しだ」のせりふとともに、堺雅人や香川照之ら出演者の好演は大人から子供まで多くの人を虜にし、普段ドラマを見ない私も毎週このドラマを見るのが楽しみであった、特に最終回、さすがだと思ったのがドラマを盛り上げた青紫の桔梗の花である。嫁の上戸彩の花ちゃんが夫の直樹と石井大臣にプレゼントした桔梗の花。花ちゃんは言う。「いつもまっすぐな白井大臣を応援しています」と。桔梗の花の花言葉は「誠実」である。なんとも憎いせりふである。ドラマの最後を飾る白井大臣の倍返しに大きな意味を持つことになったのだ。秋の七草の一つである青紫の桔梗の花。これからは「半沢直樹」のドラマとともに、桔梗の花は今まで以上に私の好きな花の一つになった。
04Oct
- 「OK牧場の決斗」を見ました
  今日の午後BSテレビでジョン・スタージェス監督の「OK牧場の決斗」（1957年）を見た。この映画のDVD も持っているのだが、OKコーラルの懐かしい歌声を耳にすると、バートランカスター扮する保安官アープ兄弟と牛泥棒のクリントン一家との決斗に引き付けられ最後まで見てしまったが、今回もまた西部劇の面白さを十分堪能した。なかでもアープ兄弟を助太刀するドク・ホリディ（カーク・ダグラス）がかっこいい。彼が登場するだけで一気に画面が引き締まるのだ。さすがカーク・ダグラスだ。なおOK牧場の決闘を舞台にした映画はこの他にも幾つもあるが、なかでもジョン・フォード監督、ヘンリー・フォンダ主演の「愛しのクレメンタイン」は詩情豊かな名作で「OK牧場の決斗」と共に私の特に大好きな西部劇である。　
02Oct
- 今宵の十六夜の月
  今夕、満月の昨日よりためらいがちに、東の空に十六夜の月が昇った。昔から人々は、満月の翌日の月を親しみを込めて十六夜の月と呼び、源氏物語の末摘花の巻などにもこの十六夜の月は数多く登場する、なんとも素敵な呼び名である。　稲畑汀子さんの俳句に「雲間にも　いざよふ月と　なりにけり」という句があるが、この句で使われている「いざよふ月」という言葉は、さすが俳人ならではの見事な使用法と言えよう。私もまた外に出て、今宵の十六夜の月をじっくりと眺めることにしよう。　
30Sep
- やったね！　正代が大関に
  大関昇進の伝達式で、「至誠一貫の精神で相撲道に邁進する」と力強く口上を述べた正代。その言やよし！これまでネガティブ相撲で郷土のフアンの期待を何度も裏切った正代が、秋場所でようやく本来の力を発揮し、熊本に初めての優勝と大関昇進というビッグなニュースををもたらしてくれた。熊本出身の私もこの秋場所だけは、今度こそはと、応援のし甲斐があったというもの。来場所も、より一層の活躍を期待したい。ただここで忘れられないものがもう一つ。初入幕ながら正代と最後まで優勝を争った翔猿の健闘だ。正代を何度も追い詰めたあの千秋楽の相撲は本当に見事であった。私も一気に翔猿のフアンになってしまった。

前ページ
次ページ