「野郎、銃で来い!」
昔見た西部劇にこんなセリフがあったように思う。
大統領選挙が終わって2週間も経つというのに、トランプは依然として
負けを認めず、トランプ支持者達も不正選挙だ、やり直しだと息巻いている。
自由と民主主義の世界のリーダーたるアメリカが、市民までが銃を持ち
出し、国を二分して対立している有様は、まさに西部劇の世界である。
最後にはジョン・ウエンやゲリー・クーパが登場して、銃で決着をつける
しかないのだろうか。
そんなことまで考えさせるほどの混乱と紛糾状態のアメリカを見ると、
彼らの政治についての熱い思いは、私たち日本人の想像をはるかに
越えている。それほど彼らは政治に対する期待が大きいのだろうか。
アメリカ大統領選挙は改めて今までの政治に対する私の見方を考えさせ
られた。