さて大物にいくか | ぐらい堂支店の雑記帳

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ひょんなことからやって来た愛しき70’s、80’sの枯れオーディオ達との物語

 

 

昨晩は2121との格闘でした。今晩から一番の大物2231Aに取り掛かります。重量もあるし、ネバネバ、ベトベト攻撃も比較にならない強敵だと思います。この大きさは正に洗面器で、エッジ交換でゲロ吐きそうになったらここにどうぞと言わんばかり(爆

 

 

 

そんな時はこんな事で気分転換。昨日の2121にエッジの仮アテで未来予想図をみて元気を出そう(笑

 

 

 

さてこれまでの数少ない経験からまず行ったのがこの作業。

 

 

この様に全面貼り付けマスキングで覆ってしまいます。これは後で判りますが、削り取ったウレタンの残骸がここに付着するのを防ぐためです。作業に夢中になって要ると後で酷い目に合うので(合ったので)多少は学習したのよ。

 

 

 

何時かこのウーハーでSAY YESでも聞こうと思いながら作業開始。このウレタンの部品も再利用するので慎重に剥がしましょう。完成後はこれが〆になるのでとっても大切。

 

 

4分割のウレタンの部品を外し、他の場所で保管。

 

 

まず行ったのがコーン紙に残った恐らく接着剤と思われる物をカッターナイフで慎重に切り取りコーン紙のみにしました。この数ミリのヒダヒダが無くなるだけでも作業環境が良くなったと僕は感じました。これが正しい方法なのかは判りません(爆

 

 

僅かですがクリアランスが広くなりました。作業中に工具がコーン紙との接触でこれを揺らすリスクが下がりOKです。まら裏側のウレタンの残骸を削り取る際もこの方が切れが良い。でもってここからが苦行の開始(苦笑

 

 

ドライバーやヘラを使い分けひたすら接着剤とウレタンの残骸の野郎をアルミフレームから引き剥がします。

 

 

ひたすら根性!あるのみ。前腕の指を動かす伸筋と屈筋群、母指球のトレーニング。左手はフレームを抑えるのみ。其れこそ10分で数センチの進軍(爆

 

 

これぐらい進むのに小一時間。有機溶剤を使ってやろうかとか、ガスケットリムーバー使えないか?とか邪念が僕の耳元でささやきます。早くしないと新年だぞう。

 

よっしゃ終わったと思いグるっとまわすと。

 

 

また同じ景色(爆

 

 

離れて見るとこういう事なのね。。。。 とにかく我慢。

 

 

表が終わったらフレームエッジにマスキングを行い裏面のベタベタをひたすら剥がします。この辺りから意識が遠くなり写真が有りません(笑

 

 

裏側を剥がす前の様子ですが、この様に先ほどフレーム面をはがした残骸が作業中にこうやって付着するのです。しかもユニットの重量と作業時の力で擦りつけるので本体につくと梨地の奥に入り込み大変。犠牲の後に学習したマスキング(爆

 

 

2本下ごしらえのみで3-4時間かかったかと思います。戦いの翌朝はお達者倶楽部も一旦大集合で大掃除をおこないましょうか。

 

 

エッジ貼りは年明けに持ち越しです(苦笑