殿をお部屋にお招きし、漸く吸音材の綿入れを行いこのまま一気に進むかと思いきや、実は悶絶の日々でした。後のこされた仕事は、ユニットのメンテナンス、ネットワークのメンテナンス、そして組み上げが残っておりました。
正直ここからは僕にとってすべて未知の世界ばかりで、いろいろ考えているとめんどくさくなっちゃうのよね。。。。これって老化現象の一つ??(苦笑 でもそれじゃダメだろう!ちゃんとしようぜと言う自分がいるのも事実で彼らの格闘が僕の中で有りこれが悶絶なのです。
そんな折、信州の親父さんから(敬意をこめて敢えてこう呼ばせて頂きまする)の一言がまた歩き出すきっかけとなりました。
一回とにかく鳴らして其れから考えてもいいんじゃないの? ショップのように外見ばかりピカピカにしてもしょうがない訳だし、多少の錆とか傷も味の一つだと思うよ。だって40年前の物だもん。最低限のメンテナンスをして一旦鳴るようにしてごらんなさい。
そうだよなぁ。。。と思いました。
幾つかの項目を削除して最低限の項目だけに絞り込む事にしました。
UH:2405 端子磨き
HI:2420 内部ウレタン交換、端子磨き
MID:2121 エッジ貼り換え
LOW:2231A エッジ貼り換え
ネットワーク:切り替え接点、端子磨き
吊り下げ金具の復旧、組み上げ
と言う事で年末年始の休みにこれらを行い一旦殿が鳴るようにしてから先の事を考えるようにしようと再び歩き出したのであります。