北海道での原野商法は悪徳商法とさえ言われるあこぎな商売だったが良く売れた
売る土地がなくなると販売した土地を高音で買い取って再販売するような事もあったほどだ
この商法に乗せられて北海道に移住した愚かさに気づいたという笑えない話である
東京新宿に東京事務所を設けて
大阪和歌山広島方面に、新聞折り込み広告を配布して
連絡を待って訪問販売する
社会貢献・生産性の皆無の仕事に
事務所の一角に自分を大乗にして「S興産」を設立し
小口金融業の営業を始めた
まだサラ金という言葉の無かった時代だった
新宿という土地柄もあって多種多様な顧客が訪れた
両国から出世前の力士のたまごがきたりもあった
当時は高金利時代、事業は経理上は利益をあげていたのだが
貸金の回収がおもわしくなく2年足らずで廃業した