こんばんは。yumikoです。いつも読んでくださってありがとうございます。 
 
今日はこちらの1冊です。渡邊康弘先生が書かれた書評を読んで興味を持ち、読んでみました。
 

「どうして運動したら人生を変えられるんですか?」という目的を設定して、読んでみました。この本の中で印象に残った言葉たちがこちらになります。
下矢印
・体をよく動かす人ほど、感じる喜びは大きくなる。
 
・多くの場合、運動は続けていくうちに楽しくなるものだ。体と脳が慣れていくにしたがって、だんだん楽しく感じるようになってくる。
 
・タイミングよく、自分に合った運動や場所を見つけて、ある程度の運動量をこなせば、ずっと運動が苦手だった人でも、運動好きになることがある。
 
・「私はビリでいいんです。そうすれば、他の人がビリにならなくてすむでしょ」
 
・運動は気分にさまざまな影響をもたらすが、なかでも運動が脳の報酬系にもたらす影響は、ほぼ確実に抗うつ作用につながっている。したがって、運動は自分で出来る脳深部刺激と考えてよいだろう。
 
タイトルに「運動の科学」とある通り、脳科学的なことが多く書かれてありちょっと難しかったです。でも運動が体にもたらす効果についてや、どうすれば体を動かせるようになるかといったこともきちんと書かれた1冊でした。
 
私もずっと運動が嫌いでした。体育もずっと2でした。でも今、遅いながらも走っているのは、それが自分にあった運動だからなんだと、すっと腑に落ちました。
 
この本では私と同じように、走るのは遅いけどマラソンを趣味にしているノラ・ヘイフェリーという女性の話が出てきます。「私はビリでいいんです。そうすれば、他の人がビリにならなくてすむでしょ」というのも彼女の言葉です。この言葉が一番私の心に響きました。
 
今年は新型コロナウイルスの関係で、参加しようと思ったマラソン大会が軒並み中止になり、走るためのモチベーションが落ちていました。でもこの本を読んで、また走ってみようと思いました。
 
どうかこのブログを読んだみなさんにも、それぞれに合った楽しい運動が見つかりますように。