こんばんは。yumikoです。 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

今日で5月も終わり、明日から6月ですね。6月上旬、久しぶりに実家に帰ります。先日のブログでも書きましたが、実家の住宅改修に関する相談が主目的です。相談の際は改修業者さんの他に地域包括支援センターの方ともお話をします。

 

ということで今日は、「地域包括支援センター」について説明します。

 

 

(写真はイメージです)

 

 

地域包括支援センターとは、高齢者の生活をさまざまな側面から支援する総合相談窓口です。保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員の3職種が配置されていています。高齢者の医療や介護、福祉に関する相談、介護保険で要支援1・2と認定を受けた人への支援、虐待や悪徳商法の被害に関する相談、地区の介護支援専門員さんへの支援などの業務を行います。窓口対応だけではなく、家庭訪問でも相談にのってくれます。

 

実は去年も地域包括支援センターの方が一度実家に訪問してくれました。その時は母が退院して在宅生活に戻ったばかり。今後の生活をどうしていくか相談にのってくれました。当時母は要介護1の認定を受けていましたが、まだ2人で何とかやっていけるからということで介護保険やそのほかの福祉サービスを利用せず2人暮らしを続けていました。

 

それから1年と少し。今は父が1人暮らしです。今回住宅改修に関する相談を通じて再び包括支援センターの方にお会いするので今後の生活について改めて相談できればいいなあと思っています。

 

このブログで書くのは初めてですが、私は地域包括支援センターで働いたことがあります。ここに書いた相談のほとんどを経験しました。総合相談も、要支援の方のケアプラン作りも、虐待対応も、認知症を抱えながら1人暮らしをしている方の支援も行いました。そういえば、借家に住んでいる女性の新しい住まい探しという相談もありました。こうやって振り返ると本当に色々な相談がありました。なので仕事は本当に大変でした。でも今、自分自身が相談する立場になったらすごく頼りになる存在であることが身に染みて分かります。それと同時にあの頃は大変すぎて、相談にいらっしゃった方に本当に寄り添えていたかなあと自問自答している自分もいます。

 

 

…話を元に戻しますが、このブログを読んでいる中にも介護のことで悩んでいる方がいるかもしれません。もしまだ誰にも相談していないという方がいたら、一度地域包括支援センターに連絡してみることをおすすめします。市区町村に必ず設置されているのでどうか1人で悩まないでくださいね。きっと何か糸口が見えてくると思います。