こんばんは。yumikoです。 いつも読んでくださってありがとうございます。

 

今日は久しぶりに遠距離介護の話を書きます。

 

来月、2泊3日の予定で実家に帰省します。目的は2つ。そのうちの1つが住宅改修に関する相談です。住宅改修というのは、介護保険上での制度です。介護や支援を必要とする人が自宅で生活しやすいように、手すりの設置、段差の解消、床材の変更、引き戸などへの扉の取り替え、洋式便器への変更、これらに伴う工事に関して20万円まで介護保険の適用が受けられるというものです。

 

 

所得によって違いますが基本的には自己負担が1割で済みます。今回実家で行うのは階段のすべり止め(床材の変更)です。実を言うと、我が家は両親が飲食店をやっていたため1階が店舗で2階が住宅という形式です。なので父はほとんど毎日階段を昇り降りしています。

 

 

 

母が亡くなった時たくさんの方が実家をたずねてくださいました。そして多くの方から階段のすべりやすさを指摘されました。私は今まで気にしていなかったのですが、今後の父のことを考えてすべり止め対策することを勧められました。当初はホームセンターに頼む程度しか考えてなかったのですが、前回の帰省時に地域包括支援センターのケアマネージャーさんに相談したところ、介護保険が利用可能と教えてもらったのです。でも新型コロナウイルスの影響でしばらく帰省できなかったためその話はいったん保留になっていました。そこで今回の帰省時に、業者さんとケアマネージャーさんに家庭訪問していただき、改修前の相談をお願いすることになりました。

 

 

実を言うと父は、「いつも使っている階段だからまだ大丈夫だよ」と言って改修には若干消極的です。でも私はずっと心配でした。今も心配です。最近外出の機会も減っていて足腰も少し弱っているらしい父。それでも毎日階段を使っているのでせめて少しでも安全になればいいなと思ったのです。

 

 

住宅改修制度を使うためには、工事を依頼して領収書を出すだけでは不十分です。工事前後の写真を撮ってもらったり、申請書を出したり色々作業があります。ちなみにこれらの作業はケアマネージャーさんが申請を代行してくれることが多いです。私もケアマネ時代何度となくやってきました。まさか自分が改修を依頼する側になる日がくるとは思いませんでした。実はケアマネ当時は苦手だった住宅改修に関する業務。だからこそ、業者さんやケアマネージャーさんに感謝の気持ちを込めながら色々お話ししていこうと思います。

 

今回の帰省も色々忙しいですが、頑張ってきます。

 

なお今回の記事はこちらの本を参考にいたしました。