こんばんは。yumikoです。 

 

昨日のブログで、自分のコミュニケーションスキルについて書きました。

人の言葉を全部まともに受け止めて、冗談も本気にしてしまうところも特徴としてあげています。

 

この特徴がなければ、私の人生変わっていたかもなあという出来事があります。もう20年近く前、でも今にもつながってる話です。

 

私が結婚したのとほぼ同時期に、先輩が結婚しました。そして数ヵ月後に先輩が妊娠。部署内もほんわかお祝いムードでした。私も嬉しく思ってましたし、先輩に続いたら嬉しいなとも思っていました。

 

でも先輩の妊娠発覚後、私は上司にこう言われたのです。

「○○さんが復帰するまで、あなたは妊娠しないでね」思いもかけない言葉でした。妊娠禁止令ともとれるこの言葉。今ならマタハラ騒動になりそうですね。

当時この言葉を言った上司が、どこまで本気だったのかは分かりません。でも私は、100%本気で受け取りました。だからこそ悩みました。

 

妊娠・出産が重なればスタッフの人数が減って仕事が大変になる。でも私だって子供が欲しい・・・・・すごくすごく悩みました。

 

結局私は、「1年間だけ我慢しよう」と決めたのです。夫にもそのことを伝えました。でも1年たっても私は妊娠せず、そのうち再びの結婚・出産ラッシュがありました。もうこの時は妊娠禁止令も出なかったのですが、私は妊娠しませんでした。

 

その後病気になり、しばらくは妊娠どころではありませんでした。体調が安定してから、少しの間不妊治療も行いました。でも、薬を飲んでいたことや年齢の影響もあってか結局授からず。子供がいない、いわゆる「ノンママ」として生きています。

 

 

子供がいない生活も、決して悪いものではありません。むしろ今の私だったら、心身ともにキャパが狭くて子供を育てることが大きな負担になっていた可能性も大きいです。

 

でもやっぱり子供は欲しかったです。子供を生んで育てて、お母さんになりたかったです。かなわない夢となった今でもそう思うことがよくあります。

 

もし妊娠禁止令をスルーしていたら、今とまったく違う人生になっていたかもしれないし同じだったかもしれない。それは分かりません。でもこのことは、一生考え続けるだろうなあと思う今日この頃です。

 

今回は、かなりデリケートな話になりました。障害特性とは無関係の話だったかもしれません。だけど昨日のブログをアップしてから、ずっとこのエピソードについて考えていたのであえて書いてみました。