こんばんは。yumiko@ASD診断済みです


前回のブログ  (とても敏感な人 その1)の続きです。
 HSPと呼ばれる気質を持つ人の特徴やそのための生きづらさを書きましたが、今回は対処法を紹介します。

著者の長沼先生は、大前提的な意味で「HSPは克服しなくていい。あなたの気質に合わせましょう」と本の冒頭に書かれています。

その上で各シチュエーションでの対処法があります。


例)
自己否定が強い
➡︎「物事をよい悪いの2つで判断しない」「自分の思いを受け入れた上で、このままで大丈夫と言葉に出して認める」


刺激に敏感 それが原因で疲れやすい
➡︎まだ頑張れると思った時点で、休憩した  り 作業をやめる。
出来れば残業をしない。
1人になれる時間や空間を確保する。


心の境界線や自分軸が薄い
➡︎自分の心に「本当にやりたいことなの?」もしくは「本当にやりたかったの?」と常に自問自答してみる。

心地よいエネルギーが全身を包んでいて、外からの刺激が遮断されてるとイメージトレーニングする

などがあげられています。
全部で58のケースが紹介されています。


読み終わって気がついたのですが、偶然にもCITTA手帳の本と共通した内容もいくつかありました。

「苦手な人は自分の影(鏡)」、「自分の気持ちを受け入れて認める」などです。また
瞑想法(マインドフルネス)についても書かれてありました。


異なる分野の本なのに、シンクロしている部分が意外に多くて驚きました、

そういう点でも、この本を読んでよかったなあと思いました。