前回の記事の続きです。
鷹取から、青春18きっぷで
381系のやくもを、あちこちで撮りながら
出雲市まで行った後は
私が乗る列車は、やくも30号
岡山行きの最終列車となります。
ホームには、既に273系用の乗車位置がつけられましたが
営業運転は6日からなので、まだ使われていません。
出発の3分ぐらい前に、今から乗る
やくも30号がやってきました。
やってきた列車は、見た目は普通のゆったりやくもですが
岡山寄りの先頭車が
元くろしお車両の側面の行き先表示の様子です。
幕式で、L特急のロゴがついています。
ここからだと、幕とLEDの
2種類の行き先表示を見ることが出来ます。
その後に、パノラマやくもがやってきました。
パノラマ車両は、一足先に4月5日で引退となり
これが私が最後に撮影した
定期運用に就くパノラマ車両の写真となりました。
さて、381系のやくもに乗りましょう。
予算の都合上、JR九州のネット予約で
指定席券だけを先に買い、給料が入った後に
駅で乗車券を買う形にしました。
前の事務所なら、休憩時間にみどりの窓口や
みどりの券売機に行く事が出来たのですが
今の事務所じゃ、JR駅が遠すぎるので
早めに列車を取りたいときに、ネット予約が役立ちます。
ゆったりやくもは、リニューアルしたものですが
妻面貫通扉は、化粧板の張り替えだけに
とどまっているようです。
洗面台の様子です。
この電車は振り子式で、その独特な乗り心地は
人によっては、乗り物酔いが発生しやすいので
客席は、こんな感じです。
客室案内表示機は付いていません。
この列車は、4+3の7両編成ということで
先頭車と中間車で連結しているところを
貫通扉の上についている、特急マークは
通路のスペースを確保するため、立体的にせず
4号車の車内を見ると、とてもガラガラでした。
自席に戻り、宍道湖が見えたときに窓を撮ってみました。
381系の窓は、二重構造となっていて
登場時は、1枚目と2枚目のガラスの間に
事務所とかで見かけるような
ブラインドが内蔵されていました。
次に、元くろしお車の車内を見ることにしました。
ここだけでも、さっきの車両と雰囲気が全然違います。
洗面台の様子です。
もちろん、エチケット袋が備え付けられています。
乗り物酔いを訴える乗客が多かったことから
この電車は、ゆったりやくもになぞらえて
『ぐったりはくも』という蔑称が付けられ
また、この車両のくろしお時代にも
『げろしお』という蔑称が付けられていました。
妻面の貫通扉の様子です。
車内のドアは、こんな感じで
客席は、こんな感じです。
壁や天井はくろしお時代のままですが
最後に、窓の大きな仕切りドアを撮ってみました。
伯耆大山駅では、信号待ちで止まり
このときに、スーパーやくも色と行き違いました。
また、列車はここから伯備線に入ります。
備中高梁に着いたときに
ドアの開閉シーンを撮ってみました。
岡山到着前のアナウンスが流れました。
終点の岡山に着きました。
伯備線内で、寝ていたときもあったけど
あっという間の、特急列車の旅という感じでした。
そのあと、この電車は
ヘッドライトとテールライトの両方が点灯しました。
さっきの写真を撮った直後に
発車標に新型車両273系デビューの
案内が出たので、動画を撮ってみました。
姫路まで新幹線を使い、そこから新快速で帰りました。