能勢電鉄の妙見の森、最後の日 | Y14編成のブログ

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自由に使ってOKです。

各地の災害でお亡くなりになられた方への
ご冥福をお祈り申し上げますと共に
被災地での1日でも早い復興を
心よりお祈り申し上げます。

12月3日、いよいよこの日がやってきました。

能勢電鉄の妙見の森の、最後の日です。

そのため、この日は昼から妙見の森フリーパスを使って

妙見の森の最後の記録をすることにしました。

昼に阪堺電気軌道さんから

スマホが取れたという連絡が入り

天王寺駅前駅で引き渡す形になりましたが

スマホは後回しにして、能勢電鉄の記録に入ります。

山下からは、マルーンになった
2両編成の電車に乗り換えます。
この電車は、元は青と白のツートンカラーでした。
お顔には、妙見の森ケーブルの
さよならヘッドマークが掲げられていました。
大阪府最北端の駅、妙見口に着きました。
この日、相方の元ティラミスカラーは走っておらず
4両編成の5100系が代走していました。
山下寄りのヘッドマークは、違うデザインになっています。
妙見口に着いたら、ケーブルカーの駅に向かうのですが
距離があるので、直通バスで行く事にしました。
前面の表示のアップです。
ケーブルカーの駅である、黒川駅に着きました。
妙見口駅より北にありますが、ここは兵庫県です。
駅に着いたときに、ケーブルカーが
下っているところが見えました。
この緑色の車両は、1号車の『ほほえみ号』です。
駅に入り、ほほえみ号のヘッドマークを撮りました。
それでは、妙見の森ケーブルに乗りましょう。
別のスマホで、後面展望を撮ってみました。

撮影に使ったスマホは、SHV48です。
このスマホは、前のスマホを買ったときに
このスマホと一緒に契約したら安くなると言われたから
買ったものですが、あまり使う機会はありませんでした。
ちなみに、機種代は1円でした。
 
電波が通り、ネットは繋がるので
これでツイッターの投稿をいくつかしていました。中間地点で、黄色い車両とすれ違いました。
この車両は、2号車の『ときめき号』です。
行き違いをしたあとは、勾配はさらにキツくなり
最大傾斜は23度となっています。
ケーブル山上駅に着きました。
乗車時間は、5分ほどです。
ケーブルカーを降りる前に、車内を撮りました。
乗務員室の様子です。
このケーブル山上駅は、線路がある駅としては
兵庫県最東端の駅でした。
広場の方へ、行ってみましょう。
キッチンカーが来ていました。
この場所に、小さな駅がありました。
これは、廃止になったシグナス森林鉄道のベガ駅跡です。
シグナス森林鉄道、気にはなっていたけど
結局乗れずじまいとなりました。
線路は残っていて、自由に入ることが出来ました。
線路の幅は、結構狭いです。
この場所にポイントがあり、線路はここで途切れました。
山道を歩いて、この場所にやってきました。
ここは、シグナス森林鉄道のアルタイル駅跡です。
来た道を通って線路のところに戻り
ポイントから右の線路を歩きました。
ベガ駅跡に戻り、シグナス森林鉄道の
廃線跡歩きは終わりです。
次はリフトに乗ることにしました。
ここは『ふれあい広場』駅
兵庫県内にあり、ケーブル山上駅より東にある駅ですが
リフト駅のため、線路はありません。
スマホで前面展望を撮ってみましたが
使い慣れてないからか
撮影のタイミングが遅れてしまいました
 
リフトの座席は、人間が座っていますが
たまに荷物だけが載せられている時がありました。
このリフトは、もともとはケーブルカーの路線でしたが
戦時中に撤去され、戦後に運転を再開する際に
リフトに切り替えたものです。
リフトの所要時間は、ケーブルよりもかなり長く
10分ぐらい進んで、ようやく駅が見えてきました。
駅につくまでの前面展望です。
山上側の駅名は『妙見山』
ここが、真の兵庫県最東端の駅でした。
 
ちなみに、妙見の森ケーブル・リフトともに
全区間が川西市内にありました。
近くの展望台から見た景色です。
せっかくなので、能勢妙見山に寄ってみました。
ここが兵庫県と大阪府の境になっています。
ここに来たのは16時ぐらいで
リフトの最終便は16時20分となっていたので

ざっくりと見て回るだけにしました。

階段を上っていくと、このような建物が見えてきました。

これは『星嶺』というそうです。

星嶺の近くから撮った景色です。

星嶺を後にして、この門を通ります。

階段を下ると、大きな建物がありました。

ここが総受付です。

近くにバス停がありました。

昔はここまでバスが走っていたのですね。

本殿に行かずに、妙見山駅へ向かいました。

さっき通った道をそのまま行くのではなく
ブナ林を通りました。
妙見山駅に戻ってきました。
兵庫県最東端のリフト駅とは、これでお別れです。
前面展望を撮ってみました。
今度は1から撮れましたが、日差しが強いです。
 
流石に時間も時間なので、行きの客は少ないです。
半分ぐらい進んでいくと、すれ違う客を見なくなりました。
あれで、ふれあい広場駅からの
乗車扱いは終わったのかなと思いましたが
この動画の後、2〜3分ぐらい進んだところで
再び上りの乗客の姿が見えるようになりました。
リフトの乗車も終盤へ
この辺りになると、営業時間は既に過ぎているので
上りの乗客は、右に少し写っている人でおしまいです。
ふれあい駅に着くまでの前面展望です。
私にとって最後の妙見の森リフトの乗車は
これで以上です。
ふれあい広場駅のきっぷ売り場は
シャッターが下ろされていました。
ケーブルカーの最終は17時という事なので
この長蛇の列に並ぶことにしました。
このときの時刻は、16時40分頃です。
なかなか駅舎に入れず
ここの段階で、17時となりました。
だけども、山上にはまだたくさんの人がいて
流石にほったらかしにするわけにはいかないので
最終列車の時刻の後にも
臨時便がピストン運転される形になりました。
並び始めて30分ぐらいで、ようやく駅舎に入れました。
このときの時刻は17時5分
もうちょっとというところで、止められました。
ホームに入り、次のケーブルカーを見てみると
行きと同じ、ほほえみ号でした。
あそこで止められなかったら、ときめき号に乗れてたので
悔しい気持ちになりました。
同じ車両だったからと言って、乗らずにホームを出て
また1から並びなおすにしても
長蛇の列とピストン運転で、どの車両に当たるのかが
読めないので、素直に再びほほえみ号に乗ります。
夜の後面展望を、撮っておきました。
行きで流れていた自動放送や
BGMは流れていませんでした。
乗れずじまいとなった、ときめき号と
すれ違う様子です。
すれ違いが終わったら、妙見の森ケーブルの乗車は
もうすぐ終わりです。
黒川駅に着きました。
上りの営業は既に終了しており、このケーブルカーは
この後回送列車として、ケーブル山上駅へ向かいます。
降りる前に、車内を撮っておきました。
出発シーンを、動画に収めました。
きっぷ売り場の所にあるモニターで
公式YouTubeが放映されていて
その音が入っています。
しばらくすると、ときめき号がやってきました。
この時に、ときめき号のヘッドマークを撮りました。
ときめき号が出発して、ほほえみ号が戻ってきました。
そのあと、ときめき号が来るときに
到着シーンをデジカメで撮っていたら
カメラの電池が切れてしまいました。
予備の電池は4本あるのですが
ケースごと、全て家に忘れてしまいました・・・
その場しのぎとして、スマホの充電器でカメラを充電し
そのあと、スマホで動画や写真を撮っておいたのですが
SHV38は、元からメモリの量が少なく
メインのスマホである、SHG10
4分の1程度しかありません。

そのため、最後の方になってくると
メモリがなくなってきて
何個か動画や写真を消さざるを得なくなりました。
メモリは余裕だが、電池がないカメラと
電池は余裕だが、メモリがないスマホで
撮影に四苦八苦していると
本当の最後の便がやってきました。
 
最後に黒川駅に入ったのは、ほほえみ号で
到着後に、盛大な拍手が響き渡りました。
最後の乗客を降ろし終えて
ケーブルカーの照明が消えたところで
再び盛大な拍手が響き渡りました。
しばらくすると、カウントダウンをして
駅の消灯をすることになりました。
スマホで消しても問題なそうな
データーがなくなってきたので
一か八か、デジカメで・・・
終わり間際になってしまいましたが
なんとかカウントダウンと
消灯の様子を撮ることが出来ました。
 
1回だけしか利用しませんでしたが
63年間ありがとうございました
妙見の森ケーブルやリフトの廃止により
兵庫県最東端の駅は、阪急神戸線の
園田駅に譲ることになりました。
バスは既に終わっていたので
暗い中、妙見口駅まで歩きました。
その後は、阪堺電車の天王寺駅前駅の窓口に行って
SHG10のスマホを取りに行きました。