24/7/31 | クリスチャンリンゴ事件簿、アッパールーム編のブログ

インサイドヘッド

直訳すると、アウトサイド(見える世界)とインサイド(見えない世界)という二つの世界の間(線引きされる枠組)に我が身が置かれているというイメージであり、いま、アニメ映画(インサイドヘッド2)が公開されている。そして、聖書もアウトサイド(律法学者、ファリサイ派)とインサイド(イエスキリスト)の間に私たちは〝宙吊り〟にされているというイメージで、今日も、聖書の文言を読みながら、時代という画一的な言語環境に、自らの立場というものを、外(相互監視)と内(沈黙)というデジタル環境を通して、沈黙(インサイドヘッド)という自らの世界観を表現していく。

 

神は、私の避けどころ、私の岩、苦難のとき。必ずそこにいまして助けてくださる。私たちは決して恐れない。地が姿を変え、山々が揺らいて海の中に移るとも、海の水が騒ぎ、沸き返り、その高ぶるさまに山々が震えるとも…詩編46:2~4

 

私たちが与えられている神からの賜物は感情であり、それは動植物との共通感覚という神の御心の具現として、人類が建設していく人工の文明社会(固定された形)との〝差異〟を通して語っていく。それゆえ、私たちの生き方は、外からの〝抑圧〟という心理的な事象によって、日々の感情が脅かされることになる。私たちは信仰を通して、抑圧の感情を神の摂理という運動体(呼吸)としての我が身を意識していくことになる。

 

大河とその流れは、神の都に喜びを与える。いと高き神のいます聖所に、神はその中にいまし、都はゆらぐことがない。夜明けとともに、神は助けをお与えになる。すべての神は騒ぎ、国々は揺らぐ、神が御声を出されると、地は溶け去る…詩編46:6~7

 

私たちにとって、信仰とはインサイドヘットを信じるという意味であり、それは自らの命の源である神の聖所を知るという意味となり、その内なる空間から、外に目をやると、その混乱ぶりは目を覆いたくなるニュースで溢れている。私は弱い(外に透明)から、強い(神の御心が私たちの感情を支えて、筆との世界観をイメージさせてくれる)という意味(未知の女)となる。

 

自在

 あなたは起き上がる 水が広がる あなたは横になる 水が花ひらく、あなたは自らの深淵から逸らされた水だ あなたは根づく大地だ、そして、その上にすべてが据えられる

 あなたは物音の砂漠のなかで、沈黙の泡をたてる あなたは虹の弦に合わせて夜の賛歌を歌っている あなたは至るところにいる あなたはすべての道を廃止する そしてあなたの頭や夜と心地よく意見が一致する私の頭のなかで私は感嘆するのだ これからあなたがなる未知の女に あなたに似ており、私が愛していつも新たであるもののすべてに似ている 一人の未知の女

ポール・エリアール

24/7/27ブログ参照