24/7/8 | クリスチャンリンゴ事件簿、アッパールーム編のブログ

コンピュータより我が身を信じる

互いの間の混沌としたイメージを数値によって瞬時に処理し、コンピュータは私たちを記号の世界に導いてくれる。数値化によって何もかもが明快という気持ちよさは、泥沼のような現実を忘れさせてくれる。家庭から企業、そして国家という抽象的なイメージが、決済(ATM)という一つの結論によって、面倒な関係性を自動的(クローズドループオートメーション)に処理してくれる。社会的に生きるという思考は、互いの間にコンピュータの仲介なしには成り立たないという時代を意識する。時代という枠組を消して、誕生から死までの自らの生き方という個の世界は、新たに〝聖俗の間〟という、自らの内に〝なぜ〟という新たなイメージを持って、自らの思考を造形(アート感覚)していかなくてはならない。

 

祈るときにも、あなたがたは偽善者のようであってはならない。偽善者たちは人に見てもらおうと、会堂や大通りの角に立って祈りたがる。はっきり言っておく。彼らは既に報いを受けている。だから、あなたがたが祈るときには、奥まった自分部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる…マタイ6:5~6

 

偽善者(コンピュータの仲介によって自己表現)という外に染まった心に対して、私たち聞く耳を通して〝なぜ〟という心のざわめきが起こる。その言葉には人を見るのではなく、社会制度を通した記号としての私(貨幣価値、ATMの処理機能)を見ているということを感じてしまう。彼らは頭脳明晰で計算が早く、コンピュータの申し子のような有識者(イイネを貨幣に変換)たちであり、私は彼にとってろばのような鈍感で石のように動かない。彼が精神科医としたら、私は狂人(論理の破壊)として扱われることになる。

 

また、あなたがたが祈るときは、異邦人のようにくどくどと述べてはならない。異邦人は、言葉の数(理論武装)が多ければ、聞き入れられると思い込んでいる。彼らのまねをしてはならない。あなたかたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ…マタイ6:7~8

 

私たちにとって祈りとは〝沈黙〟であり、神の御心と自分の心の接点(あなたがたに必要なものを知っている、サーバンドリーダー)を求めるのであり、外の論理世界による結論という自己満足(相手に貨幣をちらつかせて説得)ではない。

 

  • 今では恩寵(聖霊)の状態から遠ざかって久しいとはいえ、人間はまだ完全にだめになってしまっても、変わっておりません。品位は落としたかも知れませんが、たからといって王座から追われてしまったわけてはないのです。そしてたとえボロボロになったとしてもいまだかってまとっていた王者の衣をまとっております。人間は準創造者であり、屈折した光線でありまして、ただの白色も、その人を通せば、多くの色となって分かれ出るかと思えは、それらはさまざまな生きたものの形のなかで、たえることなく混ぜ合わされ、心から心へと移っていくのです。私たちは、世界のあらゆる裂け目を、妖精やゴブリン(小鬼)でむこうみずにも、闇と光のなかから、神々や、その家々をつくり出しました…JRRトールキン
  • サーバントリーダーの提唱者であるロバート・K・グリーンリーフについて解説します。グリーンリーフはアメリカの教育コンサルタントで、自身のリーダーシップ研究の中で「サーバントリーダーシップ」という言葉を生み出し、1970年に著書で奉仕(servant)こそがリーダーシップの本質であることを説きました。企業人としての人生の大半をAT&Tマネジメント研究センターで過ごし、マネジメントやリサーチ、開発、教育分野の研究に携わったのです。また、マネジメント研究センター長となり、その後はマサチューセッツ工科大学スローン・スクールやハーバード・ビジネス・スクールの客員講師に。さらに、ダートマス大学・ヴァージニア大学でも教鞭を執ったのです。その上、多くの企業や財団、学校でコンサルタントとして名を残しました…ビジネス用語辞典

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