詩編130 | クリスチャンリンゴ事件簿、アッパールーム編のブログ

古今詩

一陣の風のように

今年も五月の節句がやってきた

多くの時代を経て、時代人にはまったく見向きもされないまま

通り過ぎていくすきま風のように

私の前にも、その風が届けられ

病床の検体として全く動けない我が身の上に

食卓が用意され

天使たちの用意した食べ物の上に一枚の天使の羽のようなカードが舞い降りた

天から私が見守っているというメッセージのように

天の使いのようにほほえんだ