「あの話」の続き | すぐそばにある宝物

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主婦、妻、母としての日々思う事を。


今年2月に、夫の同期のOさんと、私のいとこのHちゃんの

話を記事アップしたのを、覚えてますか?



その記事は こちら



夫と同級生のOさんは、まだ独身。

Oさんは、周りがみんな既婚者になってきて、そろそろ自分も

真剣に結婚を考えたい、という話を、夫にし。

夫は、私のいとこのHちゃんが、これまた夫、Oさんと

同級生で、独身でいるのを思い出し。

Hちゃんが会ってもいいって言ってくれたら、会わせて

あげるよ、とOさんに話してきていた。



あれから、あの話がどうなったのかと言いますと・・・


結果的に、会う、というところまできました。


というか、実は5月13日金曜日が、初デートでした。


会ってどうだったか、どんな印象を持ったかは、

まだ何も聞いてないですけどね。




それまでの経緯ですが。


長くなるので、お時間のある方だけ、お付き合いくださいね。




2月に夫から話をされた私、Hちゃんとは、仲がいい方では

あるのですが。


やはり、年下の、妹分みたいな私から紹介、というふうに

なると、プライドの高いHちゃんはハナからお断り、

となる可能性が高かったため。


まず、母に話をしてみました。


母は、私が言うと断られる可能性大だ、という意味も

わかっており、母からHちゃんに話してみる、という事に。


Hちゃんは、普段から1人で母のところに遊びにくるので。


自然に遊びにくる日を待っていて、その時がきたので、

母はまず、Hちゃんに、好きな人がいるのか、彼氏が

いるのかを聞いてみた。


Hちゃんの答えは、NO。


次に、Hちゃんは、縁があれば結婚しようという意志はあるのか。


Hちゃんの答えは、結婚したいという気持ちはあるけど、

なかなか出会いがない、という返事。


そこで母は、私からの話、というのは伏せて、

「おばさんの知人からの話で」という事にして、Oさんの事、

話してみた。


Oさんの年齢は同い年、自○官、いい人なら年齢問わないし、

子供ができれば嬉しいけど、できなかったらそれは

それでかまわない、働いても働かなくてもいいと言ってる、

など、条件を話し。


Hちゃんにとって、決して悪い条件ではないと思ったから、

今話してみた、と。


将来、親の面倒(母親1人。旦那様は私の母の兄ですが、

他界しています)は自分が見たい、と言っている

Hちゃんだけど、1人で高い家賃払って暮らしていると、

親の事をみるほどの貯金ができない、という話と。


いずれHちゃんのお母さんを呼び寄せ、そばに置きながら

一緒に暮らしてて、親が弱ったら1人で家で介護をしていく、

というのは、介護で仕事できなくなれば生活もできなくなり、

現実として不可能だ、と言って。


(母とHちゃんは、親子みたいに踏み込んだ話も

できます。プライド高いHちゃんも、母の前なら素直。

なのでHちゃんも、母の話が現実的で

きつくても、素直に聞けるようです。)


そして、Hちゃんのお母さんの願いは、自分は施設に

入れてもらってでもいいので、とにかくHちゃんには

結婚して幸せになってほしい事。


その事が、Hちゃんのお母さんが唯一、Hちゃんに対し、

案じている事で。


結婚をすれば、Hちゃんのお母さんも荷が降りるし、

2人で働きながら、仕事は続けて行きたいのなら

パートでもするようにしていけば、親の事をみる

時間はできる、と。


旦那様の方の親の事も出てくるけど、Hちゃんの

お母さんを同居させる事はできなくても、

親が元気なら近くに置いて、世話をするという事は

できるから、と。


でも、Hちゃんが結婚したくない、まったく興味がない、

というのであればこの話は断ってもいいんだよ、と。


そしたらHちゃん、「ちょっと考えさせて」と言ってたらしい。


これで、Hちゃんは自分で言ってたとおり、全然結婚

したくないわけではなく、結婚したいという気持ちはある

という事は本当にはっきりとして。


でも、結婚っていう話は、女にとって本当に環境が

いろいろと変わる事でもあるので、Hちゃんもしばらく

慎重に考えていたようでした。


それと、Hちゃんはきっと、将来の事を考える時、

結婚のチャンスはない、ずっと独身でいるんだろうと思って、

それを基礎にして考えてきていて。


Hちゃんはすごく、情の深い人なので。


親は自分が引き取ってみるんだ、と思っていたから、

結婚をすれば、思ったようにはそれができなくなるので。


結婚して幸せになりたい、親もそれを願ってるのも

わかる、でも、そうすると親をびっちりみれなくなるのが薄情に

なってしまうような、でも現実的に考える部分もある、

そんな葛藤もあったんじゃないかと思います。


母も、Hちゃんのプレッシャーにならないように、

返事はまだか、という事もせず、Hちゃんからの

返事を待っていました。



それから、Hちゃんの返事がくるまで待っている間に。


母の方から、私の方に、こんな提案がありました。


今、間に入っている人間が多過ぎて、話がまた聞きの

また聞き状態になっていて、伝えたい事が思ったとおりの

ニュアンスで伝わらないので。


もしよかったら、夫と私は間から抜け、Oさんと母が

直接やり取りできないか、と。


たしかに・・・そうだったんです。


最初、夫とOさん2人の話が、私のところへ。


私は直接Hちゃんに言えないので、母へ。


母から、Hちゃんへ。


そして、Hちゃんの返事が母へ、私へ、夫へ、Oさんへ・・・


と伝言ゲームのようで、誰かが不在だと時間かかるし、

もし、Hちゃんが会ってもいいという返事をくれたとすれば、

OさんもHちゃんも知っている、一番間に入ってる我が家が、

一緒にいないといけないのに。


我が家は、息子の部活が始まってから、今後きっと好きな

ように実家に帰る事はできない。


OさんとHちゃんの休みが合ったのに、我が家が帰れない

というだけで、会えるものが会えなくなってしまう。


という事で、Hちゃん⇔母⇔Oさん、というふうにすれば、

母はいつでも予定合わせられるので。


Hちゃんが会う意思があるのなら、話進めやすくなる、

という事で。


夫と私は仲介から抜け、母からの報告だけ聞く事に

私も了解し、夫にも話し、Oさんに伝えてもらう事にしました。


まだ、Hちゃんから会ってもいいという返事は

きてませんでしたが、もし会ってもいいという話に

なったら、俺の嫁の親から電話が行くから、と。


Oさんは、友達に相談したつもりだったのに、いつの間にか

友達の嫁、その親まで巻き込んでいる事に驚いてw


しかも、まったく知らない人から電話がくるかもしれない、

普通なら接点を持つ事すらない人なのにという事に、

少し引き気味でもありましたが・・・


でも、なんとか説得し、私の母の携帯番号を教えて、

登録しておいてもらいました。




そして、さらに待っていて、ついこの前。


Hちゃんから、「会ってみてもいい」という返事が、

母のところにありました。


ただ、Hちゃんは、「そのOさんという人の方から

私のところに直接電話がほしい。」と言っている、

との事で。


母はそこで、「そういう事なら、じゃあもうおばさんは

間に入らないから、2人でやり取りしていきなさい。」

という事にしたのだそう。


直接2人のやり取りが、一番早いですね。


なので、Hちゃんがそう言ってるという事をまた、

夫からOさんに話してもらいました。


でも、Oさんにとっては、これはかなりハードルの

高い話なんです。


奥手で、今まで気に入った女性に声をかけたり、

という事ができなかったOさん。


知らない女性に、自分から電話をかけるというのは、

相当の緊張感です。


でも、ここでOさんが電話をかけられなければ、

Hちゃんに対し、とても失礼な話にもなってしまう。


Hちゃんだって、母にそう言ってる以上、近々電話が

くると思って待っている事ですしね。


なので夫、結構強制的にOさんにこう言いました。



「Hちゃんが直接お前から電話ほしいんだって。」


「だからお前、明日電話しろ。な?お前にとって

相当勇気のいる話かもしれないけど、頑張れ。」


「Hちゃんの番号は、090-・・・だから。・・・え?

俺は、Hちゃんに会った事あるよ。嫁さんの

いとこだし。」


「気さくないい人だから。7時半以降ならいつでも

いいって言ってるらしいから。」


「明日だからな。どうしても明日、電話できなかったら、

また俺に電話くれ。また考えるから。」



って、強制的に「明日」って指定してました。・゚・(ノ∀`)・゚・。


Oさんは、夫が強くそう言うので、明日(11日の事です)

頑張る、という事になり。


そして、電話する時の注意事項も、Oさんに話しました。


最初に、電話する時、誰からの紹介で、という話を

するだろうから。


その時、我が家の名前は伏せてくれるように。


そうしないと、母からHちゃんに言ってもらった意味が、

なくなりますからね。


母が、Hちゃんには「おばさんの知人からの話」と

言ってあるので。


Oさんの方は、「友達の親からの紹介」という事にして、

話してほしい、と。


そうすれば、Hちゃんにしたら、おばさんの知人が、

たまたまOさんの友達の親だったんだ、と思ってくれれば、

それ以上突っ込んで聞かれないはず。


それと、Oさんが自○官なので、最初の話題として、

何も知らないHちゃんが、「いとこに旦那さんが

自○官の人がいる、○○さんって知ってる?」と、

うちの名前が出てくる可能性もある。


その場合は、「俺の同期だよ」とは言ってもいいけど、

「その人の紹介なんだ」とはくれぐれも言わないように。


Oさんは、なんだかたくさんウソをつかないとならない

ようで、いつかバレてしまうでしょ、と心配。


いつかは、何かのきっかけできっとバレますが・・・


でも、会う前からの話の時点では、伏せておかないと、

Hちゃん、会うとも言わなかっただろうから・・・


会ってみて、自分で人柄見て、お断りするならいいですが、

会う前からそうなってほしくなかった。


会う、というところまで行ったなら、できる限りは

伏せて行って、いい人だから付き合う、となれば、

タネ明かししても、Hちゃんもやめる、とは

ならないはず。


悪意があったウソだったかどうか、Hちゃんも判断できる。


Hちゃんをよく知る母がそう言ってるので、大丈夫。


だから、今の時点では、申し訳ないけど、そう言って

おいてほしい、という事で、Oさんにお願いしました。


で、私の方は、明日(11日)、OさんからHちゃんに電話が

行く予定で、でもどうしても電話をかけられない可能性も

あるので、その場合、母にHちゃんへのフォローを

頼むつもりで、母にも話しました。



そして、11日、夜には、Oさん、大丈夫かな~・・・と

思いながら私も気になっていました。


もしOさんから電話きたら、電話できなかった、どうしよう、

という電話だと思ってたから。


で、本当にOさんから電話きたので、やっぱり無理

だったか、って思ったんです。


しかし。


Oさん、夫も私も、思いつきもしなかった行動をして

いました。


Hちゃんに電話をしよう、とする前にOさんは、仕事が

終わったばかりで、どうなのか、と思い。


まず、ダメ元で、聞いてあった携帯番号に、ショートメール

送ってみたのだそう。


携帯会社が違ったら届かないか、と思ってたら、

なんと届いていたらしく、Hちゃんから「今から電話

いいですよ」との返事が。


それで、Oさん、電話をかけてみたそうです。


どのくらいの時間話したかわかりませんが、金曜日(13日)

ご飯食べに行きましょう、というところまで、

約束ができたのだそう。


家がわからないので、お互いが知ってる市内のスーパーの

駐車場で待ち合わせをしたのだそうです。


その話を聞いた夫。



「お前、すげぇ!ファインプレーだな!やったな!

正直電話できないんじゃないかって心配してたから、

よかったな!」


「金曜日、会ったら次はメアドの交換をしろ。

いつでもメールできるようにしておけば、

今後楽だからな。」


「え?どんな話すればいいかって?それは、

常識的な話してれば問題ないだろう。」


「そうだよ。取り繕ってもしゃーないんだから、

ありのままで行けよ。」


「金曜日、頑張れよ。」



夫からアドバイスを受け、Oさんも、また頑張ると

言ってたようです。



この、ファインプレーの話を母にもしました。


そして、Hちゃんは、Oさんの電話の声からある程度、

どういう人か想像はしてると思うけど。


Oさんは緊張し過ぎてきっとしどろもどろなので、

本当のOさんという人柄が、1回会っただけでは

伝わらないかも、という話も。


そしたら母は、「じゃあ、後でHちゃんにメールで、

先にOさんの事書いておくよ」との事で。


こんなふうに、メールしたそうです。



「近々、Oさんから電話がくると思います。」


(もう電話きてますが、母も知らないフリして)


「Oさんは、引っ込み思案で緊張しすぎなところが

あるので、最初の印象は賑やかな人ではない

みたいだよ。」


「でも、慣れてくれば暗い人ではないらしいから、

1回くらい会っただけでは、わからないよ。」



するとHちゃんの方から、母に電話がきたらしく。


Oさんからすでに電話をもらい、会う約束をした。


電話の声は、相当緊張していたのがわかった。


でも、自分も、それだけで決めようとは思わない。


1回会って、大きな魅力を感じなかったとしても、

何回か会ってみようと思う。


と言ってたようです。




そして、13日が、初対面の日。


どうなったかはまだ聞いてないですが、お互いが

楽しかったなと思ってくれてたらいいなと思いつつ。


もう一度会える約束までできてたらいいな・・・


気にはなりますがでも、こちらからは、聞かないでおきます。


母によると、Hちゃんの仕事の勤務予定表を見ると、

今週は土曜日も日曜日もHちゃん、休みになっている。


という事は、話の盛り上がり具合によっては、

「明日もまた、日曜日お互い休みなら会えませんか」という

事になってるかもしれず。


そんな時に、我が家が「どうだった?」なんて連絡をすれば、

すべて台無しになってしまいますからね^^;


夫にも、Oさんから連絡くるまでは、電話するな、

と言ってあります。




みんなで根回ししてHちゃんを騙しているようで、罪悪感が

ないわけじゃないのですが・・・


OさんとHちゃんが、本格的にお付き合いしようと

いう段階になったなら、母からHちゃんに、本当の事、

話してもらいます。


これも、私が言うより、母の方がいいですから。




奥手で人見知り、消極的なOさんと。


気が強くチャキチャキ、人見知り皆無なHちゃん。


最初のデートは、Hちゃんにとっては、物足りなさ、

頼りなさを感じてしまうかもしれないけど。


Oさんが慣れてくれて、自分を出していけて、

Hちゃんも、何度かのデートで、Oさんを落ち着いている

いい人だ、と判断してくれたなら、可能性はあります。


ただ、Hちゃんが相手に一番に頼りがいを求めてしまうなら、

難しいだろうな・・・




本当に軌道に乗ったら、きっとHちゃんはグイグイと

主導権を握って行く。


「○○は、私こうやってしていこうと思うけど、いいよね?」

みたいなw


Hちゃんは何でも自分で考えて決めちゃえる人だから。


Oさんの方は、自己主張をしない、相手に決めて

もらいたい人なので、Hちゃんが決めた、という事に、

「いいよ。」って言う、そんな2人になるんだろうな。



とにかく、ここまでこれたのなら、うまくいってくれるよう、

あとは祈るだけです。



さぁ、息子のお弁当の準備をしようかなw


息子が出かけたら、少し寝ます。



長文お付き合いくださり、ありがとうございましたm(_ _"m)ペコリ