【本】芸術の秋はお好き? 人を動かす熱を持つ壮大な絵画ミステリー! | ゆるっとマインドで過ごす方法~婚活と結婚、時々マインドフルネス~

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絵画や芸術が苦手だったけど、好きになりました。

 

ハラハラする展開、ヒリヒリする心理戦、絵画に隠された真実。おもしろすぎた!

 

 

「楽園のカンヴァス」 原田マハ

 

 

 

文庫

 

 

電子書籍

 

 

 

 

 

 

 

≪あらすじ≫

 

大原美術館の監視員である織絵は、突然館長に呼ばれる。

 

ニューヨーク近代美術館からアンリ・ルソーの絵画を借りる交渉役として指名されたのだ。

 

ニューヨーク近代美術館のチーフ・キュレーター、ティム・ブラウンの要望だと知り、織絵のパンドラの箱が開かれる。

 

物語は17年前にさかのぼる。織絵とティムに起こった出来事とは!?

 

 

 

上司に届くはずだった招待状がティムの元にやってきて、ティムは上司のふりをしてとある場所に行きます。

 

ティムの正体がバレるのではないかというハラハラと、織絵とのヒリヒリするような心理戦が繰り広げられ、ホッとひと息ついたところで新たな人物が現れてドキドキ。

 

さらに、物語の中に出てくる物語に没頭し、絵画に隠された真実が知りたくてたまらなくなります。

 

 

 

わたしは芸術の鑑賞が苦手でした。興味はあるけれど苦手。

 

美術館、博物館、展覧会、〇〇ミュージアムみたいな施設、お城、神社仏閣、観光地。

 

その場所や作品が持つ歴史や背景を把握できていないから、そこで感じたことが「正しい」のかどうかがわからなくて。

 

かといって、立て看板や解説、背景の説明が書かれていても、全然頭に入ってきません。

 

だから、どこかに出かけるたびに、「これでいいのかな」と思っていました。

 

「楽しみ方も感じ方も人それぞれで、なんでもいいんだろう」というのも、わかってはいるのだけど。

 

 

この物語は、わたしのような、ある種「律儀な人」におすすめしたいです。

 

アンリ・ルソーが描いたという隠れた名作とその絵画にまつわる物語が登場します。

 

織絵やティムと一緒に物語を読み、考え、(小説だから)実物を見ていなくてもその絵画を感じることができるからです。

 

ルソーが生きた時代や仲間たちも鮮やかに描かれていて、映像が頭の中に流れ込んでくるかのように、するすると読めました。

 

詳しく知れば知るほど、絵画への感想に自信が持てるような気がしてきました。

 

 

だけどこの小説、どこまでが史実で、どこがフィクションなのか、わたしにはサッパリわかりません。

 

壮大なフィクションかもしれないけれど、そんなことはどうでもいい。絵画を見て、なにかを感じてみたいと素直に思えました。

 

 

 

有名すぎるこの小説を、どんな内容なのか知らず、読む機会もなかったのですが……。

 

母がこの物語を読んで、織絵が勤める大原美術館にひとりで行ってきたと言うのです。

 

場所を調べて、新幹線のチケットを予約して、と、この物語には人を動かす熱のようなものがあります。

 

↑先にインスタとフェイスブックに投稿したら、普段はコメントがつかないわたしの投稿に、リアルなお友達からコメントをたくさんもらってびっくりしました。

 

芸術や絵画の楽しみ方に自信がなくて苦手。という自己開示をしたから?

 

「おもしろかった!」という素直な感想が伝わったから?

 

それとも、読んだ人を動かす熱のある小説だから?

 

コメントを書いてくれたのも、この小説の力なのかもしれません。

 

 

婚活こぼれ話

 

婚活パーティーやお見合いなどで知り合った男性と話していて、「この人、こんなことも知らんのか」とガッカリしたこと、ありませんか?

 

ちょっと前にXで、ミネストローネを知らない男性が話題になっていましたが……。

 

普通に劇場公開している映画も知らないのに、美術館に行った話なんてしたら、「ついていけない」って思われそう。

 

わたし自身、そんなふうに気を使って、すっかり婚活疲れをしていました。

 

 

ところが、結婚相談所主催の婚活パーティーで話した人と、同じ劇団が好きだということで意気投合して、仮交際まで進んだことがありました!

 

ほかの少人数の婚活イベントでも、当時ローカル番組でTVerにも入っていなかったテレビ番組が好きという点で盛り上がり、カップルになりました。

 

なので、自分の世界を狭めようとする必要はなく、引き出しや話題は多くていいと思います。

 

 

彼らとは真剣交際に進まなかったので、趣味が合うことや共通点があること=結婚というわけではないかもしれないですが、

 

夫と初めて食事に行ったときに、なにかの話で「メモとらなきゃ」という流れになり、バイきんぐのラーメン屋さんのコントみたいやなーと思っていたら、夫もそのコントを知っていて距離が縮まりました。

 

婚活に疲れたときにサブスクに入りまくって、コントばかり見ていたのが役に立ったようです。

 

 

 

 

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