アドバイスは助言であって正解ではないようです。 | ゆるっとマインドで過ごす方法~婚活と結婚、時々マインドフルネス~

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ここのところ、ふと思うことがありました。


個性的で歌が売れているミュージシャンが、


オーディションで落とされまくった経験や


「そんなメイクや歌は似合わないよ」と言われたことがあると


テレビで言っていたんです。


それを見たとき、わたしはこう思いました。


「オーディションで落とした人はいまごろ後悔していて、


 そんなこと言った人は『どうしよう…』って思ってるんだろうなぁ」


って。


唐突に、なんの話やねん?って感じですが。



しかし、最近になって考えが変わりました。


オーディションで落としたのは、求めているものとは違うと思ったわけだし


「似合わない」と言った人は、その人の経験や知識から


よかれと思ってアドバイスをしたわけだし、


その人が売れたことで、もしかしたら、


「自分は違うと思ったけど、この人はこの人のやり方で売れてよかったなぁ」


と、あたたかく活躍を見ているのではないか…と。



それに、言われた側のミュージシャンも、


「絶対見返してやる」という気持ちがあったかもしれないし、


「自分のスタイルを変えるつもりないから」と再確認できたかもしれないし、


「自分のために言ってくれているわけだから、ちょっと変えてみるか」と


なにかしら変化したかもしれないけど、


落とされたことや言われたことに対してこだわっているわけではないだろう、と。



これは心理学でも婚活でも、仕事でも人生でも同じだと思いました。


いろんなことを言う人がいて、傷つくこともありますよね。


そこで、「なんやねん!」と思って奮起する人もいれば、


「あー、わたしが求めているのとは違うな」と思う人もいれば、


「耳が痛いけど、取り入れてみようかな」と思う人もいる。



そのときの内容や心のコンディションによって、


そう思えるときもあれば、そうではないときもあります。


もしも、「なんだか心がチクッとする」というときは、


そのときの自分がどう感じたのかを掘り下げてみてください。



例えば、婚活をしているけど、なかなかうまくいかないときは


正解を求めてしまいます。


そんなときに、「妥協しなさい」とか「こんな人を選ばないとダメ」とか


結婚している人や恋人がいる人から言われると


それが正解であって、素直に聞けない自分が間違っていると


思ってしまうこともあります。



ですが、先ほども書いたように、それは正解なんかではなく、


その人の経験と知識による主観的な意見です。



その人が言った通りにして恋人ができても、


言ったのとは違うやり方で恋人ができても、


「よかったねぇー」と言うのではないでしょうか?



アドバイスをもらったときに、「うーん…」と心が重くなったら、


今の自分は何に傷ついているのか、どんな気分なのか、


それを知ったうえで、次の行動を起こしても遅くはありません。


けっこう、自分の本当の感情って、あとからドーンときますよね。




意識のベクトルが自分に向いているのは当たり前。


むしろ、その意識をないがしろにしたら、


本当の自分の気持ちを誰が分かってくれるんでしょ?



「おかしい」と思ったら上司には文句が言える人でも、


合コンで出会った異性に言われたひとことで傷ついて


言い返せないこともあります。


恋愛だけじゃなくても、心がざわざわしたら思い出してみてください☆


最近わたしも、ようやく図太くなりました。



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