環境建設委員会 錦町ポンプ場(旧錦町下水処理場) 視察 | 立川市議会議員/公明党 高口やすひこブログ

環境建設委員会 錦町ポンプ場(旧錦町下水処理場) 視察

18日、環境建設委員会で、『錦町ポンプ場(旧錦町下水処理場)』について、視察しました。

 

立川市単独処理区の流域下水道北多摩二号処理区への編入事業に係る現場視察を行ったものです。私は委員ではありませんが、参加させて頂きました。

 

平成21年度に東京都が策定した「多摩川・荒川等流域別下水道整備総合計画」に立川市単独処理区の流域下水道への編入が位置づけられ、同24年度 編入に関する基本協定、同25年度 編入に関する実施協定の締結を行っています。

東京都:立川市単独処理区を東京都流域下水道へ編入しました

 

協定水量は、57,030㎥/日(IQ 個別割当方式)になり、それ以上は送水ができません。また送水量によって、シビアに単価計算されますので、送水管理は24時間体制で行われます。

 

本ポンプ場に流入してきた下水は、送水施設内の除塵機・揚砂機で簡易なゴミ、砂等を取り除き、北多摩二号水再生センターへ送水されます。そこで本格的な下水処理がされます。

 

また不明水や台風等で一時的に大量の下水が入ってきた場合に備え、今後、旧水処理を行っていた施設を活用し、貯留池として整備する予定です。


一通りの説明を受けた後、実際に送水施設内に入り、現場を視察させて頂きました。除塵機でゴミをすくっている様子は単純なのですが、最も効果的とのことで印象深く思います。

 

2019(令和元)年9月に、環境建設委員会で建設中を視察したのですが、5年経過した現在の姿を見て、改めて感慨深く思います。丁寧にご説明頂いた、栃木義弘下水道工務課長をはじめ関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

 

※流域編入とは、処理区域を別の処理区域に繰り入れて、下水処理する終末処理場が変わることです。