立川市錦幹線他1施設建設工事を視察
3日、環境建設委員会で、『立川市錦幹線他1施設建設工事を視察』しました。
立川市全域の下水道事業は、下記4つの処理区から成っています。このうち、市単独処理区を除く処理区は、それぞれ都の水再生センターで、処理水を高度処理した後、多摩川に流されています。
多摩川上流処理区(多摩川上流水再生センター)
北多摩一号処理区(北多摩一号水再生センター)
北多摩二号処理区(北多摩二号水再生センター)
立川市単独処理区(立川市錦町下水処理場)
立川市の下水処理場は、昭和42年から運用され、施設の老朽化・耐震化等の対応が急務となっています。単独で事業継続するより、広域化・共同化することでコストの縮減を図り、現在、北多摩二号水再生センターへの編入工事が進められています。
主工事は、この錦町下水処理場から北多摩二号水再生センター(国立)までの間、約3.4㎞に渡り、錦幹線(下水道)を掘削する大掛かりのものです。
また、下水処理場内に下水送水施設(巨大プール)の建設、流入管きょの切り替え工事が行われます。
少し前?までは、掘削は人力を介していたものと思いますが、本工事はシールド工法と呼ばれるもの、専用のマシーンで掘削されます。立坑に投入されたシールドマシンは、これから稼働されるのですが、強力なカッターを備える実物を直接見て、率直に凄いと思いました。