立川市新学校給食共同調理場 開所式 | 立川市議会議員/公明党 高口やすひこブログ

立川市新学校給食共同調理場 開所式

12日、『立川市新学校給食共同調理場 開所式』が行われました。

 

施設名称は、立川市学校給食東共同調理場。愛称称は、児童・生徒の募集による”みんなのくるりんキッチン”です。現時における最新の給食調理場です。

 

清水庄平市長が2015年の市長公約で、「防災力の向上、アレルギー対策の充実、中学校給食の完全実施のための学校給食共同調理場を新設」を提言されてより8年、本日晴れやかに、立川市新学校給食共同調理場の開所式が行われました。
 

思い返せば、2016年第1回立川市議会定例会の文教委員会で、学校給食課より”学校給食共同調理場の新設に係る検討について(中間報告)”が初めてなされました。この時既に、学校給食衛生管理基準に沿った施設整備として、HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point ハサップ)国際的な衛生管理手法に準拠したものとすることが説明されています。

 

そして、同年第2回立川市議会定例会の文教委員会において、学校給食課より”学校給食共同調理場の新設に係る基本的な考え方について”の報告で、小学校単独調理校も併せて共同調理場方式化することが説明されました。市長の英断だったと思います。もしこの機会を逃せば、単独調理場を持つ小学校は、将来の学校建替時において、独自に最新の調理場をそれぞれ併設しなければならないからです。

 

ここからが大変でした。小学校単独調理校を共同調理場方式にすることへの反対の運動が起こされました、単独調理場を残してほしいと。気持ちは分からなくもないのですが、後の予算を考えれば、到底容認できるものではありません。反対する議員により、議会でもたびたび紛糾しましたが、公明党は一貫して市側の方針を支持してきました。今日の開所式を迎えるにあたり、私自身、想いがいっぱいでした。

 

式が終わった後、調理場内を見学させて頂きました。きめ細かく設計された最新の設備、安全・安心が幾重にも配慮されています。特にアレルギー対応食専用室は素晴らしく、アレルギー対応の子どもたちの給食は、1人1人、まさに専用のお弁当を作るものとなっています。

 

本調理場は、見学通路が設置されていませんので、本日以降、調理場が稼働されれば、もう入ることはできません。貴重な見学の機会をありがとうございます。改めて市長、教育委員会をはじめ多くの関係者のご尽力に、心から感謝申し上げます。

 

施設概要
稼働開始:令和5年8月
規模   :敷地面積12,000.1㎡ / 建築面積 4,767.60㎡
調理能力:8,500食/日(小学校4,000食 中学校4,500食)
食物アレルギー対応食:最大4メニュー150食/日

配送対象校:市立小学校8校(第一小学校から第八小学校)

        市立中学校9校

事業主体:立川市(学校給食課)

運営主体:株式会社立川学校給食サービス(SPC:特定目的会社)

       代表企業:株式会社東洋食品

 

立川市新学校給食共同調理場整備運営事業