こんにちは。
今回は白毫(びゃくごう)と肉髻珠(にっけいしゅ)のご報告です。
白毫とは仏様の眉間にある光明を放つ白い一本の毛のことです。通常円い玉のような形で表されますが、実際は右に渦を巻いており伸ばすと1丈5尺(4.5メートル)もあるそうです。
また肉髻珠は肉髻(頭頂部の膨らみ)の正面にある朱色の珠(たま)で智恵を象徴しており、
悟りを開いた如来だけの特徴です。
まずは白毫と肉髻珠を入れる穴からあけていきます。
白毫部分を浅く彫ったところです。
白毫となるガラス玉をはめてみると、、
まだ出すぎていますので、もう少し穴を広げます。肉髻珠の方もあけていきます。
これで穴あけは完了です。
そしてその穴の中にそれぞれ朱と白の色を着けます。
面相筆という細い筆を使い、はみ出さないよう内側だけに慎重に塗ります。
また、差し込む白毫と肉髻珠にも色をつけます。
最後にそのふたつを強く押し込んで完成です。
白毫と肉髻珠は高貴な雰囲気を出してくれますね。
次回は手を取り付けます。
読んで頂きありがとうございます。
それでは!
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