建郷山・双子山を越えて(訓練) | CATのフィールドⅢ

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CATは少年時代のニックネーム。フイールドは権現山で、内容は
登った山の話しや諸事を日記として掲載。

            7月19日(月) 晴れ後くもり

 

            日の出前に起きて山を見ると、空は朝焼けしていた。朝焼けは天気

            が崩れると子供の頃から思い込んでいる・・・。

            そんな朝だが、朝食を済ませ、山行きの支度をする。今日は起点と

            終点が違うので、いつもより早く家を出た。(ノーカー)

                  

            ルート 引野口-鷹見神社-市ノ瀬峠-建郷山-双子山-観音越

                 -田代別れ-尺岳の肩-四方越-竜王峡(安入寺公民館)

                 (単独) 

 

         ↓ 梅雨が明けて間がないのに、栗の実が大きく成長している。

 

         ↓ 引野バス停から鷹見神社まで歩いて40分、狭口橋を渡り市ノ瀬峠へ

            登り縦走路(九州自然歩道)に入る。

 

              ↓ 建郷山は私有地と言う事もあって、登る人は少なく登

                山標識も朽ちて、今は廃道になっている。

                そのため自然歩道は傾斜地をトラバースする。だが建

                郷山は田床峠から登る事ができる。建郷山は三角点が

                あり、のっぺりとした山頂は雑木林の中で景観はない。

                以前は藪だったが、林野開発公団の管理で藪は掃わ

                れスッキリとしている。

 

         ↓ 福智山系縦走路で唯一の痩せ尾根。ここは藪椿の自生地で、春の落

            ち椿が美しい尾根だ。これから先、小さなアップダウンを繰り返す。

 

         ↓ 双子山に登る。双子山山頂はほぼ360度開けて景観はいい。近年

           送電線の鉄塔が建ち九電の敷地になり、立ち入りは可能だがネットが

           張られ自由に立ち入れない。山頂には標識と三角点がある。金剛山、

           雲取山、尺岳、左端に霧の福智山を望む。

 

         ↓ 双子山は登って来た道を戻るのが一番だが、この山は昔何度も道探

           しで歩いて土地勘があり、藪をかき分け尾根筋を歩いて観音山側の登

           山口に出る。道は完全に廃道になっていた・・・。

 

         ↓ 建郷山、双子山の道草で予定の時間を一時間オーバーしていた。

           縦走路を急ぐ。途中テングタケだと思うが、いたる所ににょきにょきと

           頭をもたげてた。食えるといいのに( ^ω^)・・・。

 

         ↓ 田代別れで昼食を取る。今日の尾根はいい風が吹く抜けていた(^^♪

 

         ↓ 尺岳の肩まで、今日最後の山越えの植林地を登る。詰めた所がカエ

           デ峠だ。ここから先は送電線の下を歩くので明るい。下界の福智町に

           は日が射している様だったが、福智山、尺岳には雨雲が掛かっていた。

           竜王峡から15時の町バスに乗るため急いだ・・・。(乗り遅れたら最終

           バスで1時間半待ち)

 

         ↓ 時間短縮のため初めて通る杉山の道を下り四方越へ出た。時間調整

           がついたので、峠で一休みし途中の沢で顔を洗って町バス発車の10

           分前に下山した。

 

               ↓ 町バスの車窓から見た福智山は厚い雲の中にあ

                                    った。引野口から竜王峡まで距離にして12km、6

                                    時間半。休憩を入れて8時間弱の山旅だった。

 

 

           今日も直方駅前のみつまる鮮魚店のハマチを買って帰る。ビールは

           ツマミ無しでロング缶を一気に飲み干し、後はハイボール。テーブル

           の肴は焼酎の湯割りでチビチビと・・・。かくして一日が過ぎていった。

 

            さて次回は、IS会長、HOサブと三人でキツネノカミソリが咲く英彦山

            に登る。花の時期は良いだろうか?