7月23日(金) はれ(山は曇り)
今年は花咲が早かったので、英彦山のキツネノカミソリも咲く頃と
出掛けたが、英彦山の花はまだ咲いてなかった・・・。
ルート 鬼杉登山口-鬼杉-籠り水峠-猫の丸尾-猫の丸尾
最低鞍部-大南林道-鬼杉登山口
(IS会長、HOサブ、CAT)
↓ 今日は風があったが、鬼杉の谷は三方が山に囲まれて無風状態だった。
だが沢筋で大汗を掻く事はなかった。
↓ 大南神社分岐から英彦山の裏へ入り、手付かずの
森の樹々に触れながら奥へ奥へと入って行く。
↓ キツネノカミソリが咲く谷に着くも、花はまだ芽も出てなかった。やっぱり
この谷のキツネは遅い・・・。
(帰宅して、キツネノカミソリで知られる井原山を調べて見ると9分咲きだ
とあった。同じ山でも英彦山は遅い。この谷は8月上旬だろう)
↓ 花は諦めて、帰りに寄りたい所があったので、籠り水峠を右へ、猫の丸
尾に登って下山する事にした。猫の丸尾(山)の手前の鞍部で、十数人
のグループと出合った。それでも裏は静かだった。多分英彦山中岳は、
多くの登山者で賑わっている事だろう。
↓ 尾根筋は木の枝が揺れるほど風が吹いて涼しかった。途中で中岳山頂
を見ながら、英彦山神宮上宮の破損の事を会長とサブが話していた。
↓ おっとりとした猫の丸尾山頂で山飯にした。北東から吹き上げる風は
涼しさを越えて肌寒かった・・・。そしてHOサブの差し入れのアイスで 更に身体が冷え、日の当たる所に出て食べた。(笑)
↓ 街中は猛暑だと言うのに涼しい贅沢な時間を過ごし、そし
て猫の丸尾を感じさせる緩やかな尾根を下って行く ( ^ω^)
↓ 猫の丸尾付近で見掛けたキノコ。この中のどれか一つぐらいは
食えるのだろうが・・・。(笑)
↓ 猫の丸尾の最低鞍部から大南林道へ下山する。
↓ 会長が鹿の角があるぞーと言うので、どれどれと
しゃがんで朽ちた木をパチリ。
やがて汐井川の上流の沢を渡って、大南林道に
出てコーヒータイム。山で飲むコーヒーは旨い。
下山がいつもより早かったので、しばらく語らって
鬼杉登山口の車に戻った。
明けても暮れても毎日書き続けた田川の香春岳。そんな水彩画の展示会
が田川の伊田であっているとIS会長が言うので見に行く。
↓ 豊洲製氷冷蔵の製氷蔵(赤煉瓦)がギャラリーで、絵を見に来ている
人も多く、画家田中操さんの人気が伺えた。一部油彩を含め3700
枚が蔵に持ち込まれ、絵の紙は百均で買った画用紙だと聞いた。田
中さんに、五木寛之の「青春の門」の書き出しが香春岳からはじまり
ますねと言うと、田中さんは目を輝かせた・・・。そして烏尾峠(通称カ
ラス峠)から描い香春岳が有りますかと聞くと、何枚も書いたが、年代
ごとに束ねてあるので、その中から見つけ出すのは大変だと言った。
田中さんは子供の頃から噴門障害と戦い今に至っている。長く介護して
くれた亡き奥さんの恩返しを含め、奥さんも好きだった香春岳を描き続け
て3700枚にもなったそうだ。それは10年分になる。その奥さんの思い
も込め、感謝の展示会だと聞いた。
いろいろ思う事があったが、その事はまたの機会のブログで ・・・。
「晩酌」エノハの甘露煮を下山中に採取した山椒の葉をあしらえて
頂く。ビール(酒はCATの管理)を切らしていたのでハイボールで。
そしたらカミさんがそっと自転車で買って来てくれた。いいとこある
ね! オリンピック開会式前のテレビをみながら、つい飲み過ぎて
しまった。(笑)
北アルプス遠征まで残すところ一週間。全ての手配は済んでいるが、
JRのきっぷだけが未購入だ。買っておかねば・・・。