CATのフィールドⅢ

CATのフィールドⅢ

CATは少年時代のニックネーム。フイールドは権現山で、内容は
登った山の話しや諸事を日記として掲載。

       4月28日(日) はれ(夏日)

 

      午前中一仕事終え、先日の平尾台で採ったヨモギを使って饅頭作り。

      饅頭作りはこれまで5回作り、そのうち今年三回目になる。あんこ

      の入ってないただのヨモギ饅頭だが、だいぶん要領を得て来た。

 

    ↓ 今回は一工夫して、蒸し器の底にサンキライの若葉を敷いて、くっか

      ない様に工夫した。それに蒸すといい匂いがする・・・。サンキライ

      の葉は福智山の八丁の丘でゲット。葉はまだ若葉で小さい。饅頭の甘

      さも整ってきたので、今度はあんこを入れて作ってみるか。(^ω^)

 

      今日の晩酌

      15年前ぐらいからダイニングの壁に猫の絵がある。ひょんな話から、

      カミさんはこの絵をCATが描いたものだと思っていた様だ。

      カ「あら、買った絵だったの」

      C 「あんな絵が描けたらプロだよ-上手くなるにはデッサンが足りな

        い。そんな習慣がないからなー」

      カ「てっきりお父さんが描いた絵だと思ってた・・・」

      C 「この先、山に登れなくなったら、山の本を読んで、絵を描いてそん

        な日をと思っているけどね・・・」

      カ「まだ先の事ね!」

      C 「むむ・・・」

 

       明日はまた雨だと言う・・・。

       4月26日(金) はれ後くもり

 

      筍梅雨で天気の良い日が少ない。明日からまた天気がぐずつく。思い

      立つ様に福智山のミツバツツジを見に登った。

 

      ルート 上野登山口-白糸コースー大栂林道-八丁ロープ場-八丁丘-

          福智山南避難小屋-白糸谷-大栂林道-白糸コース-上野登山

          口  (単独)

 

     ↓ 登山口同時スタートの中高年女性二人もミツバツツジを見たかったの

       だろう、上野コースを途中から外し白糸コースへ登って行く。中々の

       健脚で追い越せなかった・・・。

 

     ↓ 稜線に出て見る景色。眩いほどの新緑に一息いれた。女性二人はお先

       にと言って登って行く。

 

     ↓ ミツバツツジが咲く尾根筋に入る。花が咲いた樹が少ない・・・。

       そしてほぼピークを越え花が落ちていた-遅かったのだ。ムムッ!

       ここでは数少ないヤマツツジが咲いていた。(尺岳もそろそろ咲く

       頃)

        

 

     ↓ ミツバツツジが咲く所は虎ノ尾桜分岐までだ。花が少なかった事、

       登った時が遅かった事を少し悔みながら・・・、今日は八丁の丘

       止まりだと決め登って行く。

 

    ↓ 大栂林道で一休み。ここで浮羽から来たと言う中年の夫婦に会った。

      福智山は二度目で、普段は古処山系を登っていると言っていた。

      一息入れたら八丁の丘越えのロープ場を登る。福智山の数あるルート

      の中で最も厳しい坂を登っていく。うつむいて登っているとギンリョ

      ウソウと出あった。今年はよく見る、権現山でも咲いているかも知れ

      ない・・・。

 

    ↓ ロープ場を登り切ると坂も緩み、ツゲが目立つ灌木帯に入る。日が射し

      込むので草花が目立つてくる。

 

    ↓ 八丁の丘に登る。ここに大きなミツバツツジの木が一本ある。登山道か

      ら外れているので気が付かない登山者が多い。藪をかき分けて観に行く。

      標高が高いのでまだ咲いていたが、少しピークを越えていた。それでも

      満開に咲く花を見て嬉しかった。

      

     ↓ 遠くに見えるマイフィールド方向を見ていると、福岡から来たと言う

       女性二人(親子)に声を掛けられた。英彦山はあれで、反対側の遠くの

       山は何ですかと。北九州の皿倉山だと教えると、”あれが皿倉山”と、

       まだ登った事がないのだろう、興味深そうに見ていた。

 

     ↓ 福智山山頂に立つつもりはなく、南避難小屋で休憩する事にした。

 

     ↓ 桜の木の下の水場では5人の高齢者グループが楽しそうに話していた

       ので、南小屋前で休憩する事にした( ^ω^)・・・。

 

     ↓ 30分ぐらいして、水場のグループは南小屋の前を通り下山して行っ

       た。グループの一人が、”小屋で休憩なすったらいいのに”と言うの

       で、いや空の下がいいと言うと、”同感ですな~”と言って小屋前を

       去って行った。一瞬だったが、山好き同士の気持ちの触れ合いを感

       じた・・・。

       水場の大きな桜はまだ咲き残っていた。これまで思った事が無かっ

       たが、この八又桜はオオシマ桜だと何気に思った。

 

    ↓ 1時間ほど休憩後下山は白糸谷を下る。この道は通る人も限られて道

      を間違えやすかったが、今は整備されて安心して使えるようになった。

 

    ↓ 大栂林道に出て、登った白糸コースを辿り上野登山口へ下った。途中

      で小雨が降り出したが、レインウエアを着るほどではなかった。

 

 

    ↓ 登山口の民家近くのツツジが満開だった。今年の福智山のミツバツツジ

      は、花が少なくピークも越え満足のいくものでは無かったが、それなり

      に納得して車に戻った。

 

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       今日の晩酌

      春先に見ていた福智山のミツバツツジは、花芽が少なかったので、

      期待は半分だったが、見に行くのも少し遅かった。そうなると-

      シャクナゲはどうだろうかとそんな事を考えながらの晩酌だった。

 

      今週末豊前の友人を尋ね犬ヶ岳へシャクナゲを観に登る。今年の咲き

      具合は如何だろうか?

 

      4月25日(木) はれ

 

     雨が上がった-”風光る”は季語で、春風がきらきらと光り輝く様を言う。

     そんな好天に恵まれた日、女性ならぬIS会長と平尾台のカルスト台地を

     ぷらぷらと歩いて回った。(後方右:福智山)

 

     ↓ 二週前の黒ずんでいた野焼き跡は消え、澄みわたる空とグリーンの

       草原歩きは気分爽快だった。       

 

       ↓ 野草の花たちも咲きはじめた。(^^♪

 

     ↓ 石灰岩の奇岩-よく知られたキッス岩。他に人面岩、猿岩もあるよ

       とIS会長が案内してくれた。無数にある石灰岩、見て廻るともっと

       たくさん面白い造形を発見するだろうな~♪(童心に返るCAT)

 

      ↓ 二時間ほど自然歩道を散策して茶ヶ床園地に戻る。

 

     ↓ 今日は昼弁なし、ベンチで腰を下ろしコーヒータイム。一時間ほど談笑

       し、次回の英彦山を約束して現地解散した。

 

      〇 収穫のワラビとゼンマイ、それとセリとヨモギ( ^ω^)・・・。

 

       今日の晩酌

      今年はワラビもタケノコもよく採れた。これからは花だ! ミツバ

      ツツジ、ヤマフジ、シャクナゲ、ヤマツツジ等咲きはじめる・・・

      そんな事を思いながらの晩酌だった。

 

      もう一つ春の季語に「筍梅雨」と言うのがある。これは気象予報士が

      言っていた言葉で、筍の時期に降る雨の事を言うそうだ。明日は晴れ

      るが、その後また雨の予報だ・・・。

      明日は気になっている福智山のミツバツツジを見に行こうと思う。

       4月24日(水) あめ後はれ

     

              「這えば立て立てば歩めの親心」昼から雨が上がり、ゆうちゃんが

      ママの出張みやげを持って子供(しぃちゃん)を連れてやって来た。

      そしてしぃちゃんが歩いたと。( ^ω^)・・・。

      先週来た時に立っていたので、歩くのは時間の問題だと思っていた

      が、子供の成長は日進月歩だ。しぃちゃんは一年二ヵ月目に入った。

 

 

      雨は上がったが、満開だったツツジがポトポトと落ちていく。ムムッ

      今年の春はよく雨がふる・・・。

 

       今日の晩酌

       娘(ゆうちゃんママ)から貰った出張みやげ、岩手えさしの酒を

       さっそく頂く。ゆうちゃんとしぃちゃんの帰った後も、暫らく

       二人の話題で楽しい酒を飲んだ。(^^♪v

 

 

       雨は上がり明日は晴れる。ミツバツツジが咲く頃、福智山に登り

       たいが、今年最後のワラビ採りを優先させる・・・。(笑)

 

       4月23日(火) くもり(一時小雨)


      福岡県立美術館で知人が個展を開くと聞いていた。水彩画家-稲田政博

      は久住に登ると必ず寄る宝泉寺温泉のスナック・みきのマスターだ。絵

      も上手いがカラオケも上手い。足を運ぶことが一番のお祝いだとIS会長

      をはじめいつものメンバーと出掛けた。

 

 

     ↓ 個展は二人展で、一方の人は篠栗在住の写真家だった。

 

    ↓ 稲田さんの絵は九重近辺の風景が多く、どれも馴染み深いものだった

      が、作風が暗いので控え目に見ていた。だが会場で説明を聞き絵の奥

      深さを知った。絵具は5色(白、黒、赤、青、黄)しか使わない水彩画

      で、造形と探求心は稲田さんの人生の奥深さを見るような気がした。

      東京美術館で6作品が入選する等している。

      

     

 

     ↓ 写真家の川口さんの写真も見る。特に川口さんが若い頃、屋久島に

       半年間テント泊まりで撮ったと言う写真は、昨年登った屋久島の風

       景と重なり興味深かった。

 

      ↓ 今年もミヤマキリシマが咲く頃にくじゅう連山に登るので、会う

        事を約束して美術館を後にし食事をして帰路に着いた。店ひらお

        は、目の前で天ぷらを揚げ、揚げた天ぷらを次々と持って来るシ

        ステムで面白い店だった。

 

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     今日の晩酌

     我が家のプランターで育てたサヤエンドウで、美術館の話しをしながら

     酒を飲む。話しは途中からプロ野球・フォークスのマリーンズ戦に切り

     替わる。今日はスッキリと勝った! 最近カミさんもフォークスを応援

     する様になった・・・。

 

      雨天が続いているが、上がったらもう一度ワラビ採りに行こうとIS会長

      と話している。