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本日はムセの原因を考える④です
飲み込みの5つの段階の
咽頭期で起こる
ムセの原因を考えていきたいと思います
飲み込みの5つの段階は
先行期(認知期)
準備期
口腔期
咽頭期
食道期
です
咽頭期とは
咽頭(のど)を通過した食べものの塊を
食道に押し込む段階の事を言います
まさに嚥下(飲み込み)そのももの段階です
この時期のムセの原因で
考えられる事は
飲み込みの機能や
呼吸機能の低下です
飲み込みの時には
喉頭(のどぼとけ)が動きます
もし
この喉頭(のどぼとけ)の挙上する力が
弱くなってしまうと
十分な嚥下(飲み込み)が出来ず
誤嚥しやすくなってしまう可能性があります
一度ご自身でも
チェックして頂きたいのですが
指2本をのどぼとけを横から挟んだ状態で
唾液をゴックンしてみて下さい
どうでしたか
のどぼとけの動きが
しっかりと
伝わってきましたか
目安として指1本分くらい
のどぼとけが動くと
問題ないと言われています
こちらも是非お試し頂きたいのですが
30秒間で唾液を
何回飲み込めますか
30秒間で3回以上
飲み込むことができれば
問題ないと
言われていますよ
いかがでしたか
もしかして
飲み込む力が弱くなってしまっているかも…
と思われた方は
嚥下訓練をしてみるといいかもしれませんよ
すぐに実践していただける
嚥下訓練の方法としては
呼吸訓練と発音訓練が
あります
呼吸がうまくできないと
嚥下(飲み込み)のタイミングがズレてしまい
誤嚥しやすくなります
まずは
姿勢を正しくして
お鼻でゆっくり呼吸をする
訓練からしてみてはいかがでしょうか
ちなみに
姿勢も大事で
顎を引いて
頭を前屈させて飲み込むと
誤嚥のリスクが
軽減されるとも言われています
発音訓練は
訓練と言うより
普段からよくお話をする事を
心がけて頂きたいです
のどを使う事が大事です
最後まで読んで頂きありがとうございました