ブログをご覧頂きありがとうございます
本日は
ムセの原因を考える②です
飲み込みの5つの段階の
準備期で起こる
ムセの原因を考えていきたいと思います
飲み込みの5つの段階は
先行期(認知期)
準備期
口腔期
咽頭期
食道期
です
準備期とは
食べものをお口に取り込み
噛み砕いたり
飲み込みやすい状態にする段階を指します
この段階で考えられる
ムセの原因は
食べものをうまく塊に出来ない
(お口の機能の低下)が
あります
食べものを飲み込む時には
唇や舌、頬、歯、下あごなどが巧みに動き
唾液が出て
食べものと混ざりあうことで
食べものを飲み込みやすいように塊に
していきます
このいずれかの働きが弱くなることで
うまく塊に出来ず
誤嚥を起こす事があります
舌の動きが弱くなってしまうと
食べものをうまく塊にすることが
難しくなってしまう事もあります
うまく塊に出来ないまま
飲み込んでしまう事で
咽頭で食べものがバラバラに
なってしまい
その結果
誤嚥に繋がる可能性があると
言われています
他にも
歯の本数が少なく
うまく噛めない
入れ歯が合っていなくて
うまく噛めない
ドライマウスなど…
これらも誤嚥のリスクを高めてしまう
と言われています
この段階でのムセは
お口の周りのマッサージや
口腔筋機能療法(MFT)を行う事で
舌の力が鍛えられ
ムセの頻度が減るかもしれませんよ
ですが
もし状態が徐々に悪化しているようであれば
他の病気が隠れているかもしれませんので
かかりつけ医に診察して頂くことを
おすすめします
歯科治療が中断していたり
入れ歯が合っていない場合は
積極的な歯科治療を
受けるようにしましょう
お口の健康が
全身の健康にも繋がりますよ
最後まで読んで頂きありがとうございました