今年はリザーブメンバーが取れるほど部員が増え、単独チームで神鍋、西医体に。8月9日、水曜日、午前の外来を終えると香川大学との1回戦応援のために神鍋へと車を走らせた。それにしても神鍋は遠い。いつもの通りに寄付と差し入れをマネージャーに渡してキャプテンの神野君と歓談。彼は加古川のラグビースクール出身(中高時代は白陵の軟庭部)でCTBとしてセンス抜群。1回生にはなんと花園経験者まで。結果として試合は40-0完勝で、応援のOB、OG達と歓喜の声を挙げた。(残念ながら2回戦は広島大に12-19で惜敗)来年の関西医葉薬や神鍋、西医体への期待を大きく膨らませてくれる現役生達に感謝するだけである。
そんなこんなで11月4日、土曜日の診療を臨時休診にして、今年も懲りもせずOB戦のために高知大学医学部のグランドに向かった。昨年の左肩関節亜脱臼のこともあるので左肩には次男のプレゼントのプロテクターを余分に装着。同期で顧問の溝渕教授(看護学部教授)と共に、老体にムチ打ちフッカーとして出場したものの悲しいかな走れずタックルをかわされ、そして潰され10分で早々とリタイアしてしまった。それでも後半には少し復活して再出場し、ノーサイドの笛をグラウンドで聞くことが出来た。骨折、亜脱臼、腱索断裂の過去があるので「ええ加減にしいや」と皆から言われるが止められない。現役生達が、自分の父親より年上のおっさんへの当たりを手加減してくれてるのが判るんだが。夜は地元「三翠園」の展望フロアでOB会。高知式で会が始まる前から溝渕教授と早々に酒盛りを始めてしまった。そしてお決まりの二次会スナック「ケネディ」で、全員で肩を組んでのストーム、恒例の「乾杯」でお開きになった。ああ、来年は遂に還暦。溝渕教授が顧問を外れるまでは、なんとかOB戦には出続けるつもりなのだが、これも夢か。