YOUTAオフィシャルブログ「夢飛行」 ~すべてのバリアをこえて~
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2026年3月のYノート

作曲家のYOUTAです。

僕の体験談をX(旧ツイッター)の140文字という限られたスペースで1日1つ投稿していく企画「Yノート」

2026年3月の投稿をまとめました。

ご覧いただければ幸いです。

■1日
ある時、音楽番組を聴いた人から「BGMに気を取られてMCの内容に集中できない」という感想をもらう。
以後の編集でBGMの音量を下げてみて「こっちの方が断然いい」と思う。

■2日
19歳の時、友人にこわれて、彼女に贈るバースデーソングのコード付けと、録音のピアノ演奏で協力する。

■3日
ある時、音楽制作や音声データの編集に使っている波形編集ソフトがフリーズしたので再起動するもエラーが出て立ち上がらなくなる。
以後、パソコンを再起動してもそのソフトが立ち上がらず、再インストールしても状況が変わらず、そのパソコンではそのソフトが使えなくなる。

■4日
32歳の時、生まれて初めて誕生日プレゼントに歌をもらう。

■5日
富山県立盲学校の寮歌の歌い出し「霊峰太刀の呼びかくる」
中学生になって、そのころ出会ったゲーム『スーパーマリオRPG』に登場するモンスター「レイホー」から、お化けの集団を思い浮かべる。

■6日
子供の頃にカセットテープで聞いた民話『さるかに合戦』の中に、渇いたのどを潤すため、サルがお湯を飲もうとする場面があり、水ではないことに驚き、お湯で潤うのかと不思議に思う。

■7日
子供の頃、遠方の親戚の家に泊まりに行くと、ご飯の時や寝起きにジュースを飲んでいて、うらやましい環境だなと思う。

■8日
子供の頃、いつも家でご飯の時はお茶と決まっていたが、外食に行った先ではジュースを頼むことが許された。

■9日
30代のある時期、イベント出店を中心に提供していた、握手と会話のセッションから即興で曲を作ってCDで渡すサービス。
一時、メールやSNSのメッセージで、誕生日の人に、バースデーメッセージと合わせて配り歩いていた。

■10日
32歳の時、生地温泉たなかやに出入りするようになる。
家系図というものに生まれて初めて対面する。

■11日
20代の頃、一緒に活動していた女性ボーカルのBさんからメールで歌詞が送られてくる。
当時は同じく一緒に活動していたAさんに夢中で、その歌詞を黙殺する。

■12日
20代の頃、一緒に活動していた女性ボーカルのBさんから歌詞を受け取るが、並行して活動していたAさんに夢中で、その歌詞を黙殺。
15年後、その事をふと思い出して、歌詞のデータでも残っていればなと残念に思う。

■13日
2011年3月13日、富山市民プラザのマルチスタジオで音楽ライブを開く。
つてのない公共施設を初めて自力で借りての企画になる。

■14日
低学年の頃、幼馴染の女子にこちょこちょ攻撃をしてたわむれていると、寮の女性指導員に見つかり「女の子の体に触らないの」と、やんわり注意される。

■15日
幼少期のある日、親戚が集まって飲み食いしていた時、一人のおじさんに「こちょこちょして」と言う。
捕まえてくすぐり始めたおじさんが手をこちょこちょ動かしたまま寝てしまい「やめてー」と泣いても反応しない。
絶望の中、異変に気付いた家族が助けにきて解放され、心底ほっとする。

■16日
8歳の頃にファミコンが家にやってくる。
9歳の頃にスーパーファミコン内蔵テレビが家にやってくる。
音のクオリティーの違いに感動する。

■17日
9歳の時にスーパーファミコン内蔵テレビが家にやってくる。
12歳の時にセガサターンを買ってもらう。
ファミコンからスーパーファミコンへの進化とは格の違う高い音のクオリティーに驚く。

■18日
2011年10月22日、富山県民共生センター「サンフォルテ」のホールで音楽ライブを開く。
本格的なコンサートホールを初めて自力で手配した企画となる。

■19日
2019年夏のピアノコンサートで、クラシカルな自作の前奏曲集「24色のプレリュード」と連弾組曲「スタートライン」を初演。
聴きにきた方から「YOUTAくんのこういう曲のピアノ演奏を聴きたかったのよ」と言われる。

■20日
26歳の時にコンサートで与論島を訪れる。
初めて大きな会場での自分が主役のコンサートになる。
終演後、持っていった女性ボーカルとのデュオのCDが40枚以上も売れて、初の経験になんとも言えない高揚感を覚える。

■21日
ある時、道場で不通に見えている人と将棋を指す。
相手の手番中にこちらが盤面を確認できないのは不利だと思っていたが、全盲の僕が手番中に盤面を触っていると相手も盤面が確認できず指しにくいとわかる。

■22日
43歳になって、7年ぶりぐらいの対人リアル将棋を道場で指す。
通話やオンラインゲームでの対局ばかりだったので、驚くほど新鮮で気持ちが良く、やっぱり実際に盤をはさんで向かい合って指す将棋は格別だと思う。

■23日
2011年、やわらかくて、ふわふわした手触りの「むにゅ」という作品を作っている方と出会う。
いろいろな形があり、目が見えなくても見えても手で触って楽しめるもの。
子供の頃を思い出し、むにゅのプールにダイブしたら楽しそうだなと思う。

■24日
2010年10月、長野市の皆神神社で奉納演奏をする。
初の経験で「なんかかっこいいな」と得意な気分になる。

■25日
コンサートで県外に行く。
開演直前にSNSを見た会場の近くに住む友人から、聴きに行くような連絡があったが現れず、ちょっとがっかりする。

■26日
37歳の時、ボーカルのデモ演奏の映像を視聴。
てっきりギターの弾き語りだと思っていたが、ギターは別の人が演奏していると後日知り「見えないとわからないものだな」と改めて思う。

■27日
2025年の夏に作曲した『夏がいく』
ただ夏休みの終わりを寂しがる曲にしては、やけに悲劇的だと我ながら思う。
中学生の頃に作った未発表の曲『卒業の歌』が脳裏をよぎる。

■28日
事務所にしていた建物のカーポートの屋根が大雪でバラバラになって落下。
様子を見に行くと、性格が悪そうだと思っていた近所の人が意外にも親切に声をかけてくれて驚く。

■29日
2021年1月7日の夕方から富山市の中心地の店で飲み始める。
外は雪が結構振っていたが、多少たくさん降る程度だろうと思いながら9時頃帰宅。
翌日、交通がまひするほど積もり、そのまま120cmを超え、36年ぶりの豪雪となる。
飲み会のタイミングが良かったと思う。

■30日
今日中に終わらせたいと思っていた仕事が時間までに終わるかどうかギリギリになる。
絶対に終わらせたいと思っていると、車で迎えに来る人が残業で遅くなる。
おかげで無事に仕事を完了する。

■31日
2026年に入って、中学校の社会の教科書になっている竹田恒泰氏の『国史教科書』に基づいたご本人の配信授業「竹田恒泰の中学歴史講座」を視聴。
わかりやすくて面白く、これぞ求めていた歴史の教科書だと心から思う。

※X(旧ツイッター)のアカウントは @YOUTAMUSIC
ハッシュタグ #Yノート

夢飛行14周年に寄せて

作曲家のYOUTAです。
今回は2026年3月22日で作曲14周年(14歳の誕生日)を迎えた僕の代表曲『夢飛行』についてお話します。

<しおりさんとの出会いと楽曲誕生まで>
この曲が産声をあげる3年前の2009年5月に、イラストレーター・こばやししおりさんと出会い、10月に黒部市で行なわれた彼女の個展でコンサートを開きます。
その際、彼女に言葉で説明してもらった妖精のイラストのイメージと、僕が思う彼女のイメージで、ピアノによる即興演奏を披露しました。
2012年3月、みらーれテレビ『しおりの新川スケッチ』のレポーターになった彼女から「ぜひYOUTAくんに書いてほしい」と番組テーマの作曲を依頼され、二つ返事で引き受けます。
彼女が思い描く曲のイメージは、2009年の個展で披露した即興演奏ということだったので、探し出してきたコンサートの録画を何度も聴いて、イメージを膨らませました。
しかし、一向に筆が進まないまま時間だけが過ぎて、番組の放送が始まる新年度が刻一刻と近づいてくるばかり。
どうしたものかと思いつつも、親戚の結婚式に出席するため、観光を兼ねて3月17日から3泊4日の旅行に出かけます。
結果的にはこの度が功を奏したようで、電車に揺られたりホテルでくつろいだりするうちに、徐々に曲のイメージが降りてきました。
20日の夕方に富山へ戻り、22日に曲を書き上げ、デモ音源をしおりさんに聴いてもらうと「イメージどおり」と喜んでくれて、番組スタッフの方からもOKが出て完成。
穏やかな妖精の森を春風が吹いていくようなイメージで作曲し、ソロ楽器にはフルートを選びました。
演奏を当時ちょうど再会した大学の同期でフルート奏者の沢崎ゆみさんに依頼し、27日に録音して無事にマスター音源を納品。
番組は4月から9月までの上半期に放送され、この曲がテーマ曲として随所に使われました。
こうして誕生した『夢飛行』の名付け親はほかでもない、こばやししおりさんです。


<小学校の卒業式で歌われる>
『夢飛行』がテーマ曲に採用された番組『しおりの新川スケッチ』が終了した翌10月、富山市立浜黒崎小学校でコンサートを開きます。
その中で『夢飛行』も演奏したのですが、終演後に6年生の子供たちから「卒業式で歌わせてほしい」という申し出があり快諾。
歌詞は子供たちが協力し合って書き、それに合わせてピアノ伴奏付きの簡単な二部合唱曲にアレンジして、記念の録音をCDに残しました。
2013年3月19日に行なわれた卒業式では、6年生23名の歌声に合わせて僕がピアノを演奏。
僕としても一生の思い出になりましたが、当時の担任の先生が1年後に他校へ移動される際に子供たちが集まり、先生を囲んでこの歌をうたったと聞いて嬉しく思いました。
また、卒業式の年の暮れに街中で卒業生のお姉様から声をかけられたり、3年半後に高校1年生になった卒業生の1人に再会したり、6年後に出演したコンサートのスタッフさんが卒業生のお父様だったりと、時が過ぎても音楽が縁をつないでくれているのは大変喜ばしいことだと感じています。


<合唱曲の誕生>
浜黒崎小学校の卒業式で卒業生たちが作詞した歌がうたわれたのを機に「夢飛行を合唱曲にしよう」という思いが芽生え、翌2014年に自分で歌詞を書きます。
原曲誕生ゆかりの地である黒部を舞台に、春の美しい自然と水の流れを描いた歌詞にしました。
こうしてオリジナルの歌詞による二部合唱曲『夢飛行』が生まれ、同年8月のコンサートで出演者全員による歌唱で初演。
以後、コンサートで小学校へ行った際に会場の子供たちに歌ってもらったり、僕が主催する合唱サークルの活動で取り上げたりして、よく歌われるようになっていきました。


<四季の各バージョン、そして…>
2022年5月に歌手・みらと出会い、翌2023年3月、春の黒部を描いた合唱曲バージョンをYouTubeで公開。
これを機に四季の各バージョンを作ろうと思い立ち、2024年1月に冬、10月に秋、2025年7月に夏を描いた合唱曲をみらの歌でYouTubeに公開。
2026年3月には卒業をテーマにしたピアノと女声または混声による三部合唱曲『夢飛行 ~旅立ちの歌~』を同じく公開するに至りました。
なお、番外編として、合唱サークル「大空へ飛べ」の演奏による特別バージョンが2025年9月から歌われています。


<自分自身のテーマ曲に>
2026年4月現在『夢飛行』は僕の代表曲として、多くのシーンで活躍しています。
まず、自分のコンサートではほぼ毎回オープニングで演奏していますし、現在リリースしている全てのCDに複数のピアノ曲バージョンを収録しています。
ピアノや原曲のフルート以外の楽器でも、バイオリン、サックス、ホルン、ギターなど、ソロ・合奏ともに多数のバージョンで演奏してきました。
その他、コンサートの開演ベル、音楽番組のタイトルコールやBGMとしても使っています。
歌の方は、小学校の卒業式に子供たちの作詞で歌われたのを機に、僕自身の作詞で四季の各バージョン、卒業バージョン、大空へ飛べバージョンを制作しました。
そして、1人のボーカルによる歌唱のほか、合唱での披露や、コンサートで会場の皆さんに歌ってもらうなど、いろいろな形で活用しています。
今後は中学校や高校の吹奏楽・合唱との共演やオーケストラでの演奏を目指して活動を続けていきたいと思っているところです。
これからも夢をのせて羽ばたき続ける楽曲として大切にしていきます。


<夢飛行に関する動画と記事>
原曲フルートバージョン
ピアノ曲バージョン
組曲「12の風景」バージョン
歌バージョン(春)
歌バージョン(夏)
歌バージョン(秋)
歌バージョン(冬)
歌バージョン(旅立ちの歌)
Eてんき!ショータイム Vol.153 春分編 ~Happy birthday!!夢飛行まつり~
Happy Birthday 夢飛行!! - YOUTAVOICE
夢飛行の誕生秘話
卒業ソング『夢飛行』について

8. 後書き - 夢のかなえ方(夢かな)

作曲家のYOUTAです。
これまで7回に分けて僕なりの「夢のかなえ方」についてお話ししてきました。
「夢をかなえる」というと何か大それたことを実現させるイメージを持たれる方が多いかもしれません。
しかし、僕の考える夢というのは、毎日でも達成できる規模の目標です。
「夢をかなえる」イコール「目標を達成する」、これを僕は気軽なものとして『夢かな』と呼んでいます。
ちいさな夢でいいから、必ず1日一つ何か夢をかなえる。
その夢がどこへつながっているのか、どんな意味があるのか、そういう細かなことは考えていません。
毎日かなえた夢、そのちいさな点が線になり面になり立体化するプロセスは後からわかるもの。
今かなえた夢の意味付けは未来ですればいい。
これまで歩んできた人生の中で僕なりに得た答えです。
それよりも「夢を毎日かなえている」と考えることでワクワクしてモチベーションが上がり、物事がスムーズに進み、気が付くといろんなことがうまくいっている。
それを実感することこそが大切なのです。
僕は毎日X(旧Twitter)に「今日かなえた夢」を一つ投稿しています。→#今日かなえた夢
この「夢のかなえ方」が少しでも誰かのお役に立てば幸いです。
これからも僕は夢をかなえ続けて(目標を達成し続けて)いきたいと思います。
そして、皆さんの夢(目標)が一つでもたくさん実現していくことを心から願っています。
(完)
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