こんばんは、果林です🌿

 

 

昨日の号外で、私は

「母との関係で感じてきた

無価値感」に気づいた

瞬間についてお話ししました。

 

 

実はその少し前から、

日常の中で

“母との距離を

やさしく保つ工夫”

を少しずつ始めていたんです。

 

 

今日は、そのことに

ついて綴っていきますね。

 

 

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母との関係を見つめなおす中で、

少しずつ「いつもの私」を

変えていこうとしていきました。

 


変えるといっても、

何か大きなことをしたわけ

ではありません。



だけど、私にとってはとても大きな

心の選択をいくつかしたんです。

 

 


たとえば、

夫が飲み会のある日は、

母を夕飯に呼んで、一緒にご飯を食べて

パンを焼いて持たせて、車で送ってあげる――

そんな流れが、結婚してから

ずっと“当たり前”になっていました。

 

 

母も楽しみにしてくれていたし、

喜んでくれるからこそ、

私も張り切ってしまって。

 

 

でも、毎回終わると

物凄く疲れてしまっている

自分がいたんです。

 

 

ある日ふと、

 

「え、夫がいない日こそ、

私がラクすればいいんじゃない?」

 

「どうして私が、誰かのために

頑張る流れになってるの?」

 

 

そう思った時、

なんだかスーッと冷静になれました。

 

 

それからは、

母には何も言わないようにしました。


「今夜は飲み会だよ」とか、

「子供たち休みで家にいるよ」とか、


以前なら何の迷いもなく伝えていたことを、

今は言わないようにしているんです。



それどころか、

「いるのー?」と聞かれても、

ただ「いるよー」と返すだけだったり、

時には“いないよー”と軽く嘘を

ついてみたり。笑

 

 


子供のころから、

母にはこう言われていました。

 

「嘘は絶対にダメ!!

嘘をついたら人として終わりよ」って。

 

 

だから私は、

どんな小さなことでも

正直に話さないと…って、

ずっとそうしてきた。

 

 

まだちょっと罪悪感もあるけれど、

それでも今の私は、

母から自分を守るための、やさしい嘘

をつけるようになってきた気がします。

 

 

もうひとつ、小さな変化があります。

 

 

母の休みの日、

晴れていると私のほうから

「犬の散歩行く?」

と声をかけるのが習慣でした。

 

 

だけど、

ある日どうにも気が乗らなくて。

 

元気だったけど、

「今日はちょっと体調が…」

と、ごまかして断ったんです。

 

 

これもまた、

私にとってはひとつの“革命”でした。

 

 

どれも、本当に些細なことかもしれないけど

私にとっては、大きな進化の一歩

 

 

「また喜ばせなきゃ」

「断ったら悪いかも」

 

そんな想いを横に置いて、

“今日はちょっとやめておこう”を選べた私。

 

 

それは、

母を拒否したいわけじゃなくて、

やっと、私を優先できるようになってきた

という証。

 

 

 

ほんの少しだけでも、

自分を大事にできた日。

そして、その選択ができた私を、

ちゃんと自分が認めてあげたいな

って思っています。

 

 

 

少しずつ、自分を取り戻していく過程。

うまくいかない日もあるけれど、

今の私は、前より少し、

自分を守れるようになった気がします。

 

 

最後まで読んでくださり、

ありがとうございました🌿