人の気持ちが
 
読めない
ではなく
人の気持ちを
読みすぎる
そんな子供の様子に
悩んできた。
繊細で敏感すぎて
人のココロを
読みすぎて
言えない…
行動できない…
ことが多い。
もちろん
いじめの対象にもなり
やすいし
自分を守ろうと
攻撃的にもなるから
敵も多くなる。
家族には
そんな自分を分かれよ
察しろよ
と言わんばかりに
ワガママを通してきた子。
そんな子供を見て
生き方下手だなー
生きづらそうだなー
それじゃ誤解されるよ…
分かってもらえないよ…
私なりに伝えてきて、
色々やってきたつもりだが
全く出来るようには
ならなかった。
でも、
母親の私が
分かってあげればいい
察してあげればいい
それこそが愛だし
私のお役目とすら
思うようになっていった。
でも、、、
そうすればするほど
苦しくなっていった。
私はこんなに
思ってやってんのに
この子の態度は何なんだ?
と、やるせない気持ちが
増えていった。
これは愛?
なんか違う…
そんな時
大嶋信頼さん著の
「いつも誰かに振り回される」が
一瞬で変わる方法
という本を読んだ。
そこで
人の気持ちを読む事が
どんなに自分をシンドくさせて
いるかという事に気付かされた。
これまで
子供の気持ちが分かる
とか読める自分が
凄い!とか良い事だ!と
すら思ってきたけど
それが余計
自分や子供の足を
引っ張っている
ことでもあったのだ。
子供の気持ちを
分かってあげられる事は
大切なことだけど…
それゆえに
私はこの子を
分かってるのだ!とか
変えられるのだ!
というような万能感で
私を、子供を、
苦しくさせていたことに
気付いた。
人の気持ちは分からない。
だって自分の気持ちすら
分からないから。
あの子の気持ちは
分からない。
私はあの子にはなれないし、
あの子ではない。
なんか書いてて
冷たいような
気もするけど
繊細で敏感すぎる
あの子の気持ちを
読むのはやめよう。
察する必要もない。
それが繊細で敏感すぎる
私だから気付いたことだし
出来ることなのかもしれない。
