こんにちは、果林です🌿
今朝ふと息子のことを思い出していたら、
ずっと自分の中にあった “ある呪い” を思い返していました。
それは、母から無意識に引き継いでしまった
「こうじゃなきゃダメ」という価値観。
以前その呪いに気づいたつもりでいたけれど、
実はまだ深く残ったままだったことに
改めて気づいたのです。
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私は知らず知らずのうちに、
こんな価値観を握りしめていました。
・挨拶できない子はダメ
・感じの良くない子はダメ
・友達がたくさんいないとダメ
・お礼をちゃんと言えない子はダメ
・嘘をつく子はダメ
・思いやりのない子はダメ
・家族思いじゃない子はダメ
今振り返ると、これは全部
母が望んでいた “理想の子ども像” と、世間からの評価。
「ちゃんとしていないと恥ずかしい」
「良い子でいなきゃ愛されない」
そんな不安から作られた呪いの価値観を、
私はそのまま受け継いでいたんです。
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ここからが面白いところで…
息子は、小さい頃からこの呪いリストとは
見事に真逆の道を歩んでいました。
挨拶はしない。
友達はほぼいない。
無理に感じ良くしようともしない。
共感できない相手に合わせられない。
そして、自分の世界の中で生きたい人。
昔の私はこれを見るたびに、
「このままで大丈夫なのかな…」
と不安になっていました。
でもそれって、
私の中の “母の呪い” が騒いでいただけだったんです。
息子はただ、
自分のままを生きていただけ。
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今になって、ようやく思えたことがあります。
息子は
「ママ、その呪いはもう手放してもいいんだよ」
と見せてくれていたのではないか? と。
私が怖くて手放せなかった価値観を、
彼はその生き方でひとつずつ壊してくれているのかもしれません。
だから私は息子を見るたびに、
ザワザワしたり揺さぶられたりしているんだろうな、と。
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母の価値観とは真逆を歩く息子は、
私がまだ握りしめていた “恐れ” や “古い痛み” を
表に出してくれる存在。
まるで
「呪い破壊星人」
みたいな役割をしてくれているのかもしれません。
そう思ったら、なんだかふっと力が抜けて、
少し可笑しくて。
そしてやっと、
その意味が分かってきた気がします。
彼は私を困らせるためじゃなくて、
私を自由にするために、
あえて違う道を歩いてくれているのかもしれない。
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私は今日、改めて…決めました。
数年前にも「もう手放そう」と思ったのに、
まだ手放しきれない自分がいたことも、
もう責めない。
だからこそ今度は、
この “母の呪いリスト” とは
深いところから本当にさよならすること。
息子は息子の人生を。
私は私の人生を。
そして、どんな姿の息子もそのまま尊重していく。
そんな優しい関係を、これから育てていこうと思います。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました🌿
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