688.日曜日の初耳学~スーパー脳神経外科医・加藤庸子先生 | グランマ&コーチyokoの『素直が一番』

グランマ&コーチyokoの『素直が一番』

長年、塾の指導者、主任児童委員(子ども専門民生委員)、ママの専門コーチとして、
又、私自身も3人の息子の母として、子育て中のママ達を応援して来ました。
アラ古希の今、仕事を卒業して、一人のグランマさんとしての思いを、気ままにおしゃべりしていきます(^^)

皆さま

 

こんにちは。

 

「グランマyokoこと東郷洋子」です(^^)

 

今日も、自分の心の徒然なるままに書いていきたい思います。
読んで頂けたら嬉しいですニコニコ

 

 

先日、ブロ友さんのmieさんからコメントの中で、

日曜日の初耳学2022年10月16日放送のこちらの方を教えて頂きました。

 

世界的な脳神経外科医の加藤庸子先生

 

(174) スーパー脳神経外科医・加藤庸子×林修★収録中にも患者からの電話が・・・『人はなぜ働くのか』人生を充実させるヒントが見つかるはず - YouTube

 

 

 

一般的な脳神経外科医が手掛ける手術数が年間30件のところ、

加藤先生は年間150件もの手術をされ、

これまで行った手術総数は3,000件以上にのぼり、

女性脳神経外科医として手術数が世界一だそうです。

 

日本人に多いと言われ、死亡率も高い「くも膜下出血」の原因となる脳動脈瘤を、

「クリッピング」と言われる技法などを使って治療されています。

 

私は、番組のYouTubeの動画を観るまで全く存じ上げなかったのですが、

何と、私の地元~名古屋市の「藤田医科大学ばんたね病院脳神経外科」に勤務されていました。

脳神経外科 | 藤田医科大学 ばんたね病院 (fujita-hu.ac.jp)

 

スタッフの中にも、加藤先生に家族が手術で救って頂いたというお二人の方がいたり、

そのリアルドクターぶりは枚挙に暇がありませんが、

 

今日のブログは、番組のYouTubeの動画を観て、

私なりの勝手解釈と抜粋編集で印象に残った先生の仕事への姿勢、在り方についてのみ書いていますので、

詳細は、是非こちらの動画もご覧になって下さいませ。

 

(174) スーパー脳神経外科医・加藤庸子×林修★収録中にも患者からの電話が・・・『人はなぜ働くのか』人生を充実させるヒントが見つかるはず - YouTube

 

 

さて、番組の視点では、先生の言葉には、

 

「人はなぜ働くのか」の根源的な問いへの答え、人生を充実させるヒントが詰まっていたとありました。

 

番組収録中にも、先生の携帯電話に何度も患者さんから電話が掛かってきます。

可能な限り、患者さんの声を聞くと言うのがモットーだと言う先生

 

「電話は掛けたい時が、返事が聞きたい時」

 

患者さんに渡される先生の名刺には、

何と、ご自身の携帯電話番号・住所が書かれています。

 

加藤先生~

患者さんや家族は実際に困っているから電話を掛けてくる。

例えば、病院に電話をしても、

「今もう先生は帰りました」「今日休んでいる」と言われたら、

結局違う病院でたらい回しにされる。

 

林修さん~

個人情報の保護がうたわれる時代に、普通中々出来ないですよ。

 

加藤先生~

「おかしい」ってみんなに言われるんですよ。こんなに名刺に書いていいのかって。

 

加藤先生は、24時間いつでも、患者の方から連絡が出来る状況にしているそうです。

 

 

林修さん~

それは患者さんにとってはありがたいことだと思うんですけど、

先生にとっては大変ではないですか?

 

加藤先生~

あまりそう思わないんです私。おかしいですか?

 

と穏やかな表情で語られます。

 

 

又、「365日患者に寄り添い、安心を与えることが医療の基本」という考えは今も変わらず、

先生が担当された同じ症状の患者さん達を集め、

定期的にバスツアーを企画しています。

 

そこにある加藤先生の思いは…

 

加藤先生~

「3時間待って3分診療」って昔からあって、よく言いますけど、

患者さんは、私達医師の前に座られる時は、よそ行きの恰好で、よそ行きのいい顔をして、

「何も悪くないんですけど」とおっしゃる方も多いんです。

 

実際、バス旅行をして、階段とかバスの昇降とかやってもらうと全然だめなんです。

そういうところで、患者さんが日常苦しんでいるところを掴まなければ、

何の意味もないよ。3分診療ではダメなんだよって為に一晩泊まって、

みんなで若い人たちがお風呂で背中を流して、

そうすると半身麻痺の人が何に困っているのかということが分かる。

 

 

更に、活動は日本国内に留まらず、発展途上国へチームを組んで手術指導に行かれます。

しかも、自腹で。

 

加藤先生~

補助金など待っていても、中々うまい具合にヒットしないじゃないですか。

医者は金持ちではないですが、それほど貧乏ではないので。

「自腹で行ってもいいよ」って仲間がたくさんいますので。

 

林修さん~

でも、一般的な考え方として、自分でお金を出して、

そこで、仕事を出来る人と出来ない人がいると思うんですけどね。

 

加藤先生~

でも、それを仕事と思うかどうかですよね。

そういう若い人たちを育てることはいいことだと思ってますし。

 

林修さん~

先生の本を拝読したのですが、「仕事が趣味」だとはっきり書かれています。

 

加藤先生~

仕事が趣味と言うか、朝起きた時に、「今日は何をやろう」という気持ちが湧くといいですよね。

でも、中々それが出来ないと、気持ちが続かないでしょうね。

 

 

そして、そんな先生の一日のスケジュールでは…

大体、朝6時半に回診に行き、

朝のラジオ体操を患者さん達と共に、週末だけやられています。

 

それをやられる理由は色々あって…

 

患者同士が切磋琢磨して、隣の人は昨日、この体操が出来なかったけど、今日はやれるじゃないかと。

俺は何でこんなに回復が遅いんだろうとか。

同じような病気の方がたくさん入院されているので、

お互い同士が話をして、ここが痛いけど大丈夫かとか。

加藤先生が説明しなくても、患者同士で解決してくれ、横の絆が出来るそうです。

 

 

職員を5時に帰した後も、先生は残り、夜には海外の医師とウエブでの勉強会をされているとか。

 

又、先代の教授から、「患者に事件が起きるのは朝だ!だから、朝は早く行け!」と聞いているそうです。

実際、統計的にも、脳圧が朝が高くなることが多いので、

看護師さん達が一生懸命やってくれていますが、やはり自分の目で確かめることが大事だとおっしゃっています。

 

 

加藤先生~

患者は医者から声を掛けてもらうと、ホッとするみたいなところもあるので、

治療は手術だけではなく、トータルなケアですので。

 

 

患者との何気ない会話も大切にしているそうです。

患者の声を聞き、必要な声を掛ける。

小さな信頼関係の積み重ねが大きな目標達成につながる。

 

と先生は信じているそうです。

 

 

私は60歳になるまで、自分のことで病院に掛かったことがほとんどありませんでした。

ところが、60代に入り、病院や医者と向き合う時間が増えるに連れて、

先生達はとても忙しく、患者さんの話をじっくり聞く時間もない。

患者さんも先生に気を使い、必要最低限?の話になる。

 

私は自分が病院に通うようになり感じたことは、

お忙しい先生に変わり、その前後で患者さんと話をして、

先生につなげる人が必須なのではないかということです。

 

患者としての私自身も、先生が私の話を聞いて現状を理解して下さったことを感じたり、

先生の診察前に聞き取りをして先生につなげて下さる看護師さんや

後で丁寧に説明して下さる看護師さんがいる時、

安心してホッとします。

 

病状の状態にもよるかもしれませんが、

加藤先生の「365日患者に寄り添い、安心を与えることが医療の基本」

の言葉とそういう先生がいらっしゃることに、本当に嬉しさを感じます。

 

 

そして、加藤先生の仕事、いえ人生への姿勢、在り方は、

私たちの人生への姿勢、在り方に大いに学ぶことがあると感じました。

 

私自身の仕事も、「人の話を聴くこと」

そして、それは仕事の時だけではなく、

縁ある周りの皆さんと

何より、私自身の話を聴き、

 

「365日私自身に寄り添い、大丈夫だよと安心を与えること」だと心に刻みました♡

 

 

今日の画像

今日も、28日ごとに通っている主治医の診察の帰り道、

いつものように、尾頭園さんにてお抹茶セットを頂きましたお願い

この楽しみは必須ですニコニコ

 

 

 

今日も読んで頂いてありがとうございます。

また次回のブログでお会い出来たら嬉しいです(^^)