何年も前に偶然ネット上で見た川瀬巴水の芝増上寺。
版画のあたたかみと雪と女性の構図に心惹かれて、実物を見てみたいとずっと思っていた。
コロナ禍の2021年から巡回している川瀬巴水展が八王子の夢美術館で開催していることを知っていたので、行けるチャンスを伺いながら終了ギリギリになってしまった。
中央道が空いていたので45分で到着。
1階ロビーで整理券をもらい50分待ちだった。
日本全国を旅し、韓国にも渡って風景画を描いた作品の数々は約150点と見応えもあった。
版元との出会いから時系列で展示してあり、時代によって線が粗かったりと違いもわかる。
原風景から時代の移り変わりとともに、籠をかついでいた人たちから車になったりと激動の時代を版画から見てとれた。
それから国内も韓国も実際に見たことがある風景ばかりで驚いた。夏休みに計画している未訪問の場所もいくつかあったので興味深かったな。
図録と一番好きな芝増上寺のマグネット。
1時間入場制限の間にGoogleMapでステキなカフェとパン屋さんを見つけて楽しい待ち時間。
また夢美術館でいい展示があればこちらに寄ろうと思う!