過去の記事がみれるよ~
はい!今日も、よくある質問から、記事を書きます。
どうしてもダイエット、と考えると、焦る、早く効果を見たい、痩せたい、という思いが強いほど、そう思ってしまうのが、ダイエッターの心理ですね。 そういう人に多いんですが、毎日鏡を見る、これは良いイメージが出来る事になり、とても良い事だと思いますが、ここで、毎日見ているため、良いイメージではなく、変わらない自分・・・つい、焦る、という考えになっていく方が多いのではないでしょうか?
何度も行ってきましたが、見た目、というのは、そう簡単に変われません。 例えば、前の日の夜と朝、これを比べると、確かに朝のほうが痩せているように見えます。しかし、これは、体の中で、食べた物が消化された、また、何も食べていなければ、当然、胃の中は空っぽ、この差なんです。
体重計・・・これも毎朝測っている方も多いみたいですが、普通に食べていれば、簡単に1日2日で変わる事もありません。 こういう事から、皆さん焦ってしまい、手っ取り早く抜いてしまおう・・・単品にしてしまおう・・・という事を考えがちになってくるんですね。
では、食べる事を抜いてしまったり、単品にしていくと、どうなるのか・・・
これは前の記事でも書きましたが、体が緊急事態、と判断されやすくなってきます。 単品、置き換え、これは毎日すると、当然体は飢餓状態、と判断されます。 お手軽で早く痩せそうな感じも体感できるでしょう。
例えば、ちょっと前に流行った、バナナ・・・これ自体、悪い食材ではなく、それだけで見ると害にはなる物ではありません。 便秘解消、イライラ解消、カリウムなどの作用で、むくみ防止、幸せホルモンと言われる、セロトニン、など、良い成分が含まれています。
しかし、含まれているだけで、それ単品で、全ての栄養素が摂れる、という事はありません。どんなにバランスの良い栄養が含まれていても、それ単品では、決して栄養が十分にはならず、栄養不足になってしまいます。
バナナのタンパク質・・・これは大体1,1g、体重が50キロの方なら、1日で50g必要ですので、全く足りていません。 1日バナナで済ます方はいませんので、極端な計算になりますが、バナナだけで必要なタンパク質を摂るなら、45本分必要になってくるわけです。 これを考えると、体に必要な栄養素が含まれていても、それだけで、というのは、足りていない、という事になります。 これを補うために、いろいろな栄養を摂る、という事が大事なんです。
なぜ大事なのか・・・まずダイエット、というのは、即効性を求める事ではない!という事だと思います。確かに緊急で、この日までに痩せないと・・・という事もあるでしょう。しかし、その後に待っているのは、必ずリバウンド! これを踏まえたうえで置き換えや単品を毎日やる、というのであれば、あとはその人自身の問題になります。 しかし本当の良いダイエットをするなら、綺麗にリバウンドのしにくいダイエット、健康的に痩せるがためのダイエット、と思ってほしいのです。
ホメオスタシス・・・これは過去の記事→http://ameblo.jp/xxxshimahiroxxx/entry-11239214382.html
上にリンクさせていますが、これが作用してしまうと、確実に太る、リバウンド、という事になります。これは脳から発せられるため、意思とは関係なく作用してしまうのです。
山などで遭難、何週間も水と手にたまたま持っていた、菓子、飴などで生還した、という話を良く聞きます。これは、まさしくホメオスタシスが作用したため、という事です。
少ないエネルギー量で生きていけるように摂取したカロリー(エネルギー) を体に蓄え消費するエネルギーを最小限にするという作用のいい例ですね。
これが何もない、普通の日常でも作用してしまいます。極端なダイエット、これによって、ホメオスタシス作用がオン、になり、自らその環境、状況を作ってしまう、と同時に、太りやすい、ため込みやすい体になって行きます。
また、単品では、最初は良くても、毎日だと、必ず飽きてきて、食べるのも嫌・・という思いも出てきます。こうなってくると、体は飢餓状態、嫌々食べる、無理に食べる、という事もプラスされ、さらに太りやすい体になってきます。
そして・・・普通の食事に戻そうとすると、怖い・・・という感情も出てくる方も多いのです。
こうなっては、悪循環になり、ますます食べる事が嫌になる、怖くなる、食べれない、こうなってきてしまっては、ダイエットどころの話ではありません。
当然ホメオスタシスの作用もオフ、にならないため、ちょっとの栄養でもため込んでしまい、代謝も最小限、摂取カロリーを少なくしていっても、なぜか減らない、これがいわゆる、限界、なんです。当然その頃には不健康、機能もしていない体になってしまっているのです。
ダイエットは不健康になるためにやっているわけではありません。 ある意味、美意識、これがあるからでしょう。 しかし、この肝心の美意識・・・これがいつからか、数字に縛られ、食に縛られ、何も出来ない、やる気がしない、機能も止まる・・・これでは、ダイエットをした頃のきっかけなど、遠く離れて行ってしまうんではないでしょうか?
1か月に、体重の3~5パーセントのダイエット。 こういう緩いダイエットが理想的、と言えます。 この範囲内で目標を緩くする事。 後の体に対する悪い影響を考えれば、焦ってやるほど良い事はありません。
あれも、これもダメ、という極端なダイエットよりも、緩やかなダイエット、という事であれば、ストレスも少なくなるでしょう。 ダイエット中だけど、美味しい物、甘い物、もたまにはOK! 食べ過ぎたら、ちょっと歩いてみよう、こういう考えで焦らずやれるダイエットが、健康的、と言えるんですね。
まずは、極端なダイエットをやっていた方! 食べないと、いつまでも太りやすい体と、隣り合わせ、ですよ。 しっかりと、この、ホメオスタシス、という作用、これを止める事が、改善の第一歩なんです。
そのためには、バランスの良い栄養をしっかり摂る事。はじめはため込んでしまいますが、体が改善されて来れば、この作用も無くなり、健康になってくる、それからが本当のダイエット、という事をわかっていてくださいね。
グルっぽでは、個別の相談にものっております。
興味のある方は、ぜひどうぞ~
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