今日は、私の好きな日本文化のお話です。
ろっこんしょうじょう。
日本人は昔からきれい好きで、清潔を愛する国民と言われています。
その清潔感とは、日本人にとっての道徳と表裏一体。
品位の高い人を「人格高潔」「きれいな人」「清潔な人」と言ったり、
その反対の人を「不潔」「きたない」「よごれている奴」などといいますね。
昔の日本人は、日常生活や山登りの時に「六根清浄」(ろっこんしょうじょう)を口々に唱えたそうです。
六根とは…眼・耳・鼻・舌・身・意
眼は不浄を見ない
耳は不浄を聞かない
鼻は不浄を嗅がない
舌は不浄を味あわない
身は不浄に触れない
意（心）は不浄を思わない
つまり身も心も無垢清浄になりたいという祈りの言葉が「六根清浄」
それが「六根浄」となり、「どっこいしょ」となりました。
祈りの言葉がかけ声にまでなったのですね。
それほどまでに、日本人は身心の清浄を念願として生活してきた民族なのでした。
さて、私たちは毎朝起きるとすぐに顔を洗います。
この洗面は、汚れの有る無しにかかわらずおこなわれるもので、浄穢(じょうえ)を超えた実践だといいます。
(道元禅師『正法眼蔵』「洗面」の巻にその事が書かれています。)
また、お寺や神社にいくと、必ず手を洗う、御手洗がありますよね。
水盤によく「洗心」の２文字が彫り込まれています。
これは「ここで口を漱ぎ手を洗うのは、単に身を清めるだけでなく心の穢れを洗い清めることこそ大切なのだ」という意味だそうですよ。
素敵ですよね。
心身ともに綺麗でいたいものですが、毎日のストレス、時間に追われる生活でそう簡単にはいきませんよね。
身体の中を綺麗にするには、
身体の循環を良くすること。
そのためには、
✔︎自律神経のバランスを整え、
✔︎副交感神経を優位にさせる
✔︎深いリラックス
深くリラックスするには、慢性化した筋肉の緊張をとかなければなりません。
肩・首・腰など慢性化した筋肉の緊張・コリは、脳の働きを低下させます。
身体の循環が良ければ、脳に新しい酸素と栄養を届き穏やかな精神状態を維持できます。
✔︎イライラしがち
✔︎感情をコントロールできない
✔︎気分の浮き沈みが激しい
などの方は、身体の緊張が続いている状態です。
日々の身体の疲れや、老廃物は目には見えません。
それが積もり積もると、思考や意思も歪んできます。
意識してそれらを綺麗にすることが大事だと私は思います。
いつもお客様の身体の中を綺麗に大掃除するイメージでケアをさせて頂いております。
リンパケアをすると、冷たかった手の先がポカポカしてきた・ジンジンしてきたとおっしゃる方が多いですが、身体の循環が上がって流れがスムーズになっている証拠なんですよ。
八尋 真理子
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エイジングハルハル
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ハルハルとは…
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あなたの一日が、
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