先日の❶カカアコの事件のブログ、拡散、シェアー、リブログしてくれた皆様、ありがとうございます。日本でもそしてハワイでも、、、ニュースに出ることは未だないですが、大使館からのメールやみなさんがシェアーしてくれたおかげでたくさんの方の目にとまることとなった事に心から感謝いたします。

カカアコの事件の翌日から6週間のメインテナンスでクローズしているこの公園。

これが今朝のカカアコの現状です。
どこにも行き場のない(行きたがらない)ホームレスたちが公園から撤去され、たくさんの所有物が至る所に散乱しています。
寝るように使っていた簡易のマットレスなどを置くためのスノコ。
また盗難したであろう自転車のパーツだけとってもう用のない自転車や、

ゴミ、ショッピングカート、洋服、フライパン、、、

ちなみに私もアラモアナで一回、カカアコに引っ越してきて2回自転車を盗まれました。
鍵もかけてあったし、監視のビデオも付いているのにです。

一応今ここに荷物は置いておいて、次の寝場所が決まったら移動するようにキープしてるって感じです。
ホームレスの人たちはこうやって「撤去されては立ち退いて、撤去されては立ち退いて」。。。
の繰り返しですが、場所を変えてはぐるぐるサークルを回っているだけなので、、、
住民も、ホームレスも、、
またここに戻ってきたなって感じです。


その横にあるインスタ映えで有名な壁画です。
こちらが事件のあったトイレ。
あの事件後、この公園付近には毎朝ポリスカーが常時停まっていますが、ホームレスの方達は、この公園の閉鎖でもう一本道を挟んだ方にもずらりとたむろしていました。

反対側にもホームレスのファミリーがテントを張っていたり、結構ひどいことになっています。

みなさんホームレスの人のために「シェルター」(仮住まい)というのがあるのをご存知ですか?

ハワイ州の政府が提供していて、ホームレスの撤去の時にシェルターに入りませんか?と斡旋するHUDという団体がいます。

それでもストリートに残るホームレス達。

私もずっとどうしてホームレスの人はシェルターに行かないのかな?って思っていたのですが、
どうやらシェルターに入ると、門限が厳しく、そしてドラッグ検査があるようで、薬をやってるかの尿検査などがあるんだそうです。

なので、ドラッグをやるホームレスの人はシェルターに行きたがらずで、ストリートで生活することを選ぶんだそう。

なるほど。

確かにアメリカはドラッグが日常茶飯事に繁栄していて、ホームレスの撤去後に必ず見つかるという注射の針、道を歩いてたらマリファナの匂いがプンプンなんてこともよくあります。

ハワイの前にニューヨークはハーレムにも住んでいましたが、ニューヨークは$1で人が殺される街。(本当に起きた話です)

犯罪が絶えず起きる国アメリカ。

目の前で犯罪が起きることに遭遇するのも珍しいことではありません。
------------

ハワイのホームレスの人たちは、本土のホームレスに比べてナイスだな、朝も挨拶してきたりやばいオーラを出してるホームレスも比較的本土に比べると少ないなと思っていたのですが。。。

その裏には。。。



この事実、





ハワイの人、住民は、
ホームレスにも優しいです。。。(同時に税金の無駄遣いだと怒っている人がいるのも事実です。)


そしてハワイの人は基本的に本土の人に比べても優しいなあって引っ越してきた時に感じました。
(比べているのがニューヨークですが、本土から引っ越してきたアメリカ人もそう言います。)


去年の話ですが、朝仕事に行く時に、寝ているホームレスの横に、きっと彼女のランチだったろうものを、車から降りてホームレスの横にさっと置いて車に戻って行った彼女。

これ見たときは、なんて優しいんだろうって心打たれました。

こういうホームレスに優しい環境、学校のアプリケーションでも「あなたはホームレスですか?」という質問があるハワイ。

ホームレス達と背中合わせで生きてると言っても過言ではないこのハワイ。

そして、、、

ホームレスだから薬をやってるというわけではなく、逆に薬をやってる人はホームレスか?!
というわけでもなく。。。

アメリカがミクロネシアで原爆実験をしたことによって家を失ったミクロネシア人のファミリー、政府の援助でアメリカに住む権利を与えられたことから家族で移住してきたけど、なんせ物価の高いハワイ。。。

なので、ファミリーのホームレスも多いです。

でも今回のような事件があると、色々考えさせられます。。。

私も逆にホームレスと共存するこの生活に慣れてしまったことと、ドラッグ依存の人たちが普通に存在する、そんな普段の生活の中で警戒心などはほとんどなかったように感じます。

この事件がウェークアップコールになって、この先注意をしながら気を引き締めるところは締めて生活して行くことも大事だと思いました。


また、今回のこの事件で被害に遭われたご家族のためにたくさん動いてくれたSちゃんからの情報です。

もしもハワイで事件に巻き込まれた場合。。。

こちら英語ですが、ハワイ州がやっているサイトで、事件に巻き込まれた際にかかった病院代🏥費用などを補助してくれるらしいです。

日本人を守る会などのコミュニティを作ろうと考えてた矢先だったので、こういう団体があるんだということを教えてもらえたのでよかったです。


そしてこれからハワイに来られる皆さん、
どうか旅行保険には必ず入られるようにしてください。


⚠️
写真を撮る時に荷物を離れたところに置いて撮ったり、カバンを置いたままレストランやどこかでトイレに行ったりはしないようにお願いします。
置き引きに会う可能性が非常に高くなります。
⚠️
また今流行りのレンタル自転車ビーキーBIKI、
鍵がついてないです。
ワードでアイスクリームを食べる時に外に4台も鍵なしで置いておくのもやめましょうね(苦笑)
(ちなみにビーキーの自転車盗まれたら罰金$1200かかりますよ。)
⚠️
カカアコの壁画や今回ブログに書いたこのエリアでトイレに行きたい場合、一番近いのはフィッシャーハワイという文房具屋さん、そして、ダウントゥーアースも裏手にあります。

ーーーーーーーー


今のカカアコ、ハワイの深刻な問題、ホームレスとドラッグ依存などを書きましたが、ハワイはみなさんもご存知のようにとても美しく素晴らし場所です。
優しくてナイスな人もたくさんいます。

このようなパラダイスハワイでも、こういうダークな部分もあるんだっていうことを把握してくださり、ハワイを楽しんでいただきたいと思っています。
ダークな部分よりももっともっとアロハスピリットが溢れているのがハワイです!


そして、ニュースやメディアが伝えないハワイの真実、ハワイの本当の光と闇、それをブログでこれからも伝えていきたいと思いました。


どうかこの先犠牲者が出ませんように、
また何か事件があったよ、こんなことがありました!など皆さんに知って欲しい情報などありましたらDMいただけたら幸いです。

ALOHA


カカアコの事件がローカルのハワイのニュースで放送されました ↓